質素なおひとりさまの食事が続いて、ちょっとエネルギー足りません。
ステーキや、焼き肉でパワーつけたいところですが、独りではちょっとそういう店には足を運べません。
牛ひき肉と、きたあかり(ジャガイモ)があったので、シェパーズパイを。
ジャカルタ時代にロンドンに暮らしていた駐妻の友人に習ったお料理です。
ミートソースのようなトマト味の炒めひき肉をオーブン皿に入れて、マッシュポテト(バターとミルクでちょっとゆるく)をのせて焼いたもの。
チェダーチーズも入れるといいよね。
味付けのポイントは、イギリスのウスターソースのリー&ぺリンソースとシナモンとタイムを教えられました。
長い事、私は、これがシェパーズパイだと思っていたら、在日英国大使館の料理長さんによれば、これはコッテージパイというのだとか。
シェパーズパイ(Shepherd's pie)は、羊の肉なんだそう。
農家のコッテージ(Cottage pie)は、残った肉にマッシュポテトをのせて焼いた残り物の質素な庶民のおかずだったらしく、さしずめ日本でいえば肉じゃがみたいなものかなと解釈したところです。
今では、ブリティッシュ・パブの定番メニューのようですけど、我が家ではようやくお肉が食べられるようになった赤ちゃんによく作った子どものための料理でした。ジャカルタではよく作っていたけどすっかり忘れてしまっていたよ。当時は若いのに奮発したダンスクのオーブン皿で焼いていたけど、もう割れちゃってね。
コスパも雰囲気もたいへんよろしくて最近のお気に入りです。
直径15センチなので、おひとり様ランチにもいいですね。この冬は何度も作りそう。
お肉はたくさん作って小分けして冷凍しました。
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