カテゴリ:八ヶ岳スクラップ( 55 )

庭仕事 アプローチの砂利ひき2トン

八ヶ岳に来ています。
今年も自生の可愛いツリガネニンジンが咲いてくれてます。
小指の爪ほどの小さい花、昨夜の豪雨で心配したけど、今朝ふっくら咲いて。
早くも蜂が潜って蜜集めに来てました。
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今回の滞在の目的は、力仕事、山荘のプローチの砂利ひきです。

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コツコツ作った石炉までの階段アプローチ。
倒木とウッドデッキの廃材利用で作りました。
敷地の高低差が2メートル位あってなだらかな傾斜になってる。

下草もあるけど、雨上がりだと結構ぬかるんでドロドロになるので、歩くところだけに砂利を敷くことにしました。

砂利もいろいろあってね。ガーデニングに凝るとやれプロバンスのブロックだ、みかん石だとたかが砂利でもとんでもない散財になる。

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セミリタイアの我が身をよーく考えて、一番安いという石を粉砕して作った砕石砂利3トンが来ました。

粉になったものも混じっているし、泥汚れもそのままにですが、歩くうちに締まるし、雨が降れば泥汚れは流れるらしく。お手軽なものを近くの川上村の採石場で取れたと言うものを造園屋さんに頼んで運んでもらいました。
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通販で買うことも考えたけど、重くて量があると運送費の方が高くつく。コストを考えるなら砂利や資材は地元に限るのだそうだ。
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「敷き込みもしてあげましょうか?」と造園屋のお兄さんは言いましたが、そんな楽しいことを人に頼むのは勿体無い。もちろん施工費も勿体無い。元気なシニアには、時間はたっぷりあるので、こういう事を楽しみたいと。

まずは丁寧に草刈りをして、防草シートを貼ってペグ(金属のU字型の押さえ)で留めます。造園屋さんが、使う防草シートは園芸店の黒いシートより厚くて丈夫との事。これも造園屋さんから購入。
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そして一輪車にシャベルで砂利を入れて、これを下り坂にそって、しっかり踏ん張って自分でブレーキしながら運ぶのだけど、なんたって初心者。
フラフラして危うく途中でひっくり返りそうになります。平らなところならまだしも、坂でデコボコですからね。踏ん張って、踏ん張って。
疲れてきたら、一輪車には、半分だけにして何度もチマチマと。
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初日は、屋根の雨だれしたの飛沫避けに50センチ幅で敷き込み、アプローチには4回運んだだけで、雲行き悪く土砂降りになってお休みに。
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ついムキになって頑張ってしまうのでちょうど良かったね。

見習わなくちゃ、彼を。

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遠くの小学校か、中学校からブラスバンドの練習曲が風に乗って流れてきました。ミッキーマウスマーチ。思わず大太鼓のリズムに足踏みしながら身体いっぱい使って初めての力仕事です。
2日かかって、ようやくひき終えました。
何度も一輪車のバランスを崩して、あちこちにこぼしてしまったよ。
それでも達成感と満足感は大きい。

家族にメッセージで知らせたら、あー面白そう!と娘。
俺の分も残しておいてと、夫。
みんな、面白がってる。我が家の人たちはこういうことが大好きなんだ。

庭仕事は、たぶん、自分でも気がつかないうちに、いつもと違う周波数が出ているのじゃないかと思う。
非力でジムでもすぐにヘコタレるのに、どういうわけか力が湧いて、身体がどんどん動く。
頭の中も空っぽになって、汗が噴き出すたびに、浄化される感じ。
森の中は、今日も気温が20度なので、どんなに汗をかいても爽やかなのが嬉しい。気持ちの良い夏の休日。

残りの砂利、1トンは夫のために残しておきます。

ネット回線遅いなぁ、お山は。iPadから、投稿。縦構図の画像が変ですね。うーん修正できない。


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by yukkescrap | 2016-08-02 16:44 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(4)

森に棲む ~あぜ道さんぽ ~

 毎朝、夜明けとともに目が覚める。午前四時半。

顔も洗わず、カッパを着て、カメラだけ持って朝の森を歩く。なんて気持ちがいいことだろう。
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なだらかに坂を下って、また八ヶ岳を仰ぎ見ながら田んぼのあぜ道を登ってゆく。

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 田植えのすんだ畦には、こんな花たちが見事に咲き誇っていて。野に咲く水辺の花々。
だれに見られるわけでもないのに、もったいないほどの美しさだ。
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 今日もきっとすっきり晴れたりはしないのだろうけど、めぐみの雨を味方にとって、雨読の日としようと思う。
夜は八時半にはベッドに行く。
読みたい本はいっぱいなのに、九時まで起きていられたことがない森の生活。



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by yukkescrap | 2016-06-19 06:45 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

森に棲む ~野鳥の観察 ~

 夫が、最近イギリス人との会食で、「趣味は?」と聞いたら、「バードウォッチング」と言ってたよ。やっぱりバードウオッチング発祥の国の人は本当に好きなんだね。と感心していた。
英国人は園芸とか探鳥とか、自然と共に暮らすのがうまいのだろう。
 
 日本にもそんな風流な探鳥は昔からあったのだろうかと思ったら、つい最近まで、カスミ網で捕獲した野鳥の鳴き声(ウグイスやホオジロ)の聞き比べをしたり、ヤマガラには芸まで仕込んでいたようで、野鳥の愉しみかたも様々だなと思ったりしている。

 子どもたちが、「子ども鳥博士」という野外活動に行っていたころ、私も夫も、おじいちゃんまでがすっかり探鳥の愉しみにはまってしまったのだ。
それ以来、どの国へ暮らしても野鳥が気になり、数年前には、コスタリカでケッツァールのバードウォッチングをしてしまったほどの探鳥好きなのだ。
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 日本の里山にもたくさんの野鳥がいて、冬の方が森の葉っぱが落ちて見つけやすいのだけど、私がここに居ることを知らずに、すぐそばまでやってくる小さな野鳥たち。

夏はとってもせわしなくて、カメラで捕らえるのが大変。
 それでも、おみくじをひいたりする芸事が得意なヤマガラがまずは最初にやって来た。
餌代でも置けば、習慣を学ぶのが得意な鳥なので、きっと繰り返しやってくるだろう。
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 バードウォッチャーに人気のキツツキ類。赤ゲラは見飽きるほどやってきて、軒下に穴をあけてくれたが、今日は、10羽ほど群れでやって来たコゲラが、一時間ほどぞんぶんに遊んで行ったよ。
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 これはエナガだろうと思う。
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望遠レンズでギリギリの捕獲なり。
一日じっとデッキに陣取り、バードウォッチング三昧。至福の時間なり。



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by yukkescrap | 2016-06-18 05:53 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

森に棲む ~先住民たちの襲来 ~

 前回来た時に、アジサイの花芽とイングリッシュ・ブルーベル、ギボウシのいくつかと、自生しているフキがカマで刈ったように切り落とされていた悪事が、鹿の仕業と知ったのはずいぶんあとのこと。

 小海線より上ならば、「冬場は鹿が下りてきてね…。」と以前に近隣の農家の人は言っていたけど、まさかここまでは来ないだろうと。途中に開けた田んぼもあるし、車通りの激しい幹線道路が2本もある。
 でも山梨県、長野県は、この鹿の異常繁殖のために年々獣害がひどくなっているのだそう。
平成元年の時に1㎞平方メートル四方に5頭程度だったのが、今は45頭と9倍に。
ここ数年、メスを年間10,000頭ほど捕獲しても、一向に減らないそうで、農家の人たちは本当に苦労されていると聞く。
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 夕方、ウッドデッキで本を読んでいたら、背中になにやら視線を感じるので振り返ったら、鹿の御一行様たちに遭遇。
すぐ後ろにいたのだけど、私も動物だったのね。
本能的に獣がそばに来たことに気がついたわけで。
そっとカメラを向けてしばらくじっと見つめあうこと数分。全然この場を動かず、草をはらんでいる。
そろそろとオスの4頭は川辺へ降りていきましたが、そのあとから2匹のバンビが駆け抜けて6頭もいたか!
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 屋根の軒には、見事な8センチほどに徳利(とっくり)が下がり、なんとも美しいフォルムで土ものだったら面白いのにと見とれていたけど、大きな黒い蜂が出入りするのを見つけて駆除をお願いした。
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 コガタスズメバチだとかで、女王蜂が一匹でここまでこしらえ、その後一気に蛹が孵化したら猛烈な勢いで蜂の巣は大きくなるのだそうだ。女王蜂めがけて殺虫剤を噴霧し、巣を叩き落したら、なかからうごめく蛹たち。
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他にもいろいろなハチの巣があって、全部撤去してもらったら5つもあった。
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 一昨年、ボイラータンクの中の隙間に大きなスズメバチの巣ができてしまったので、気をつけてはいたけど、梅雨時は警戒しなくてはね。

 来てくれて嬉しい先住民と、来てほしくない先住民がいてなかなか共生は難しいところ。


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by yukkescrap | 2016-06-17 06:30 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

森に棲む ~庭しごとの愉しみ~

 転勤妻というのは、本当の意味で根無し草だとおもう。
庭に植物を植えて、長い時をかけて育てるということが楽しめない。
持ち家の庭を持った転勤族の妻の多くが、海外に暮らしていても「庭」への郷愁が強くて、「あぁ日本に帰りたい」と任期途中で戻る人が多いのは、持ち家の「庭」によるものではないかと常々感じている。
 
 私は、インドへ行く前にベランダいっぱいに育てたコンテナガーデンの苗木を里子に出す辛さを知ってから、定住の地が見つかるまで、植物を育てるのはやめようと思っていた。それでもメキシコではサボテンの愛らしさにひかれて数鉢を育て、帰国の時は、また押しつけるように友人知人にもらっていただくという始末の仕方。

 20年前から暮らす八ヶ岳南麓の森。
里山の風景につながる森はカラマツの寿命の短い森で、昭和40年代に植林された近隣のカラマツは、ちかごろ最新する時期が来たとかで大規模な伐採と植え替えが行われている。
あちこちの森から木々が切り出され、助成金でもついているのか、盛んに可愛い苗木が植えこまれている。
今度は広葉樹のようだ。伐採後の土地がソーラーパネルにならないようにと願うばかり。

 山荘の周りにハーブや花苗を植えてはみたものの、森の日陰ではなかなか思うようには育たない。
生態系も、環境も無視して好きな草木を植えたところで、この森にはふさわしないのだろう。
どんな庭を造るかは、周りの環境に目を耳を傾けないといけないねと。

初めて通信販売の苗木を宿根草で園芸家のあいだでは有名な園芸店(おぎはら植物園)から森に会う苗木を取り寄せてみる。
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 よく考えてみれば、すごく古くから、世界中の園芸好きはこうして花カタログを雨の日には広げて、喜びを見出すものなんだと実感。
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 この辺りにも自生するホスタ(ギボウシ系)や、イネ科のグラス類(カレックス)、宿根草のハーブ、クヌギやコナラ、桂などの落葉樹を10年後、20年後をイメージして選んだりしてみた。

 敷地には、八ヶ岳の噴石があちこちに埋まっていて、鍬をふるってガツンといえば、石をほり起こすツルハシに持ち替えなければならず、開拓者の気分になったりもして。午後にはすっかり豆が手にできる。

 ご近所の見事な庭の園芸好きの奥様から、日陰でもよく育つだろうという苗を一輪車いっぱい分けていただく。
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 朝の散歩のとき、通りがかりに庭を見せていただきちょっと立ち話をしたら、夕方には一輪車草、白花つゆ草、葉っぱが美しい矢車草、ヒューケラなどなど…いっぱい運んでくださった。
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 あちこち掘り起こしたらクヌギの実生。果たしてちゃんと根付くのか?
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 こころ持ちをゆったりとと思ってはいても、雨の降る前にと、やっぱり気持ちは忙しくしてしまう。
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ただ、
地べたに這うように土に向かうと、いいしれない穏やかな気持ちになるのは、農婦としてのDNAが呼び起こされるのだろうかと思ったりしている。



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by yukkescrap | 2016-06-16 09:47 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

森に棲む ~独居の愉しみ~

 好きな作家のひとりメイ・サートンの名著に「独り居の日記」というのがある。
孤高の晩年を綴ったもので、図書館でなんども借りてきては、ときどき拾い読みしている。
なのに、なぜか手元には置きたいとは思わないで図書館に返しては借りてを繰り返している。
アン・モロウ・リンドバーグの「海辺の贈りもの」も同じように、何度も繰り返して読む一冊だ。これは手元に置いてある。
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 どちらも女の独居の深い、深い考察が書かれているのだけど、はたして私には独居をする事などできるのだろうかと思っていた。期限付きの夫の不在や、単身赴任は経験しているものの、「独居」と言うのは「ひとり暮らし」とは違って、人里を離れて、誰ともあわず、自然に感性を開いて瞑想のような日々の暮らしのことを独居というのだろう。
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 少しの食糧とたっぷりの本を携えて、独りで森に棲んでみる六月。
森とは言っても、人里は近い。テレビはないが、携帯電話も圏外ギリギリだけど、かろうじてWifiのフラッグも1本は確保されており、何かの時には連絡の手段もある。
 日中は唄の上手なカッコウやウグイスのシンフォニーが森中に響き、葉を打つ雨の音がパラパラと可愛く響く。それでも夜になるとその静けさと暗い闇は深い森だ。
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 今回は、晴れたら庭仕事を、雨が降ったら読書を。基本、どこにも行かず、誰とも会わない。
自分に課したことは、「日の出とともに起きて、日没とともに寝て、三食をきちんとこしらえて食べる」ことだけ。

 六月の八ヶ岳の森は、夜に雨が降り、昼は日が差してくるという典型的な晴天確率の高い土地らしい梅雨。
どんな日々になるか、独居が愉しみだ。
 
 こんな心境になったのは、いつも忙しそうに暮らしていて、いつかのんびりと自分を振り返りたいと思っていたのに、そういう時間をとってこなかったことへの戒めでもあるの。
 青春、朱夏、白秋、玄冬とあれば、私はすでに「天命を知り働く」白秋を過ぎ、玄冬の「次世代に物ごとを託し退く」期にあたる年齢。いつか歳を取って時間ができたらと言っていたけど、それは今なのじゃないか?と、はたっと気がついたのだ。
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 今、これをしなくて、いつするのかと考えてのことで、山から下りるのはいつでもできると、予定をたてずに過ごしてみたい。







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by yukkescrap | 2016-06-15 19:44 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

大人の林間学校 男の料理ダッチオーブンで作るローストビーフ

 大人の林間学校、男子ダッチオーブン部。
今回は、キャベツの煮込みと牛モモのスモークだそうです。
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 走って買いに行ってきた牛モモ肉600g。

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ローストビーフですが、今回は桜のチップでスモークするそうです。
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 2つあるダッチオーブンの小さいほうでは、ベーコンをチリチリに炒めて、そこにキャベツをボールで。
でもお二人様なんで、半分にしてもらいましたよ。

 炭起こしも早くなってますが、プレヒート(ダッチオーブンの予熱準備)に手間取ったらしく。
私は庭仕事してたんで、これにはノータッチ。
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 お肉は、しっかり火が通ってウェルダンですが桜のスモークが最高にいい香り。

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熱々のキャベツとベーコン。素材だけの良さです、ワイルドだぜ。

 午後いっぱいダッチオーブンで遊んでいたから、温泉でも煙臭かったらしいけど、ゆっくりくつろいで、いただきます。スモーキーなローストビーフには、シングルモルトがよく合うらしい。


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 ジャガイモは、ホイルなしで(ホイルで包むと蒸れてしまう)ベイクドポテト。
新じゃがなので、これも最高に美味しい。

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 山の暮らし、朝は早い。
さんぽが終わった7時には、丁寧に紅茶をいれて、美味しい信州のリンゴジュースに、ブルベーリーソースを垂らした八ヶ岳のヨーグルト、八ヶ岳の卵で、いつもの朝ごはん。
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地元の美味しいものですよ。
新緑のウッドデッキでいただきます。

BGMは、カッコウの鳴き声。カッコウってラテン語では「音楽的」っていう意味の名前がついているそうですよ。
詳しくはこちら→★ (いつもね、なんだかわからない鳥の啼き声はこちらのWEB野鳥図鑑で確認しています)

 英国生まれのバードウオッチングって本当に素敵でいい趣味だと思うわ。

お友だちのダッチオーブン部のメンバーたちが、よだれを垂らしてるのがわかるよ。
今年の夏にぜひ来てね!
ダッチオーブンも、BBQセットもしっかりメンテナンスしておきましたんで。



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by yukkescrap | 2016-05-31 05:41 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

大人の林間学校 新緑の五月の森

 金曜日の晩から八ヶ岳へ。
森の緑が濃くなったから、少しばかりの月明りじゃ、鍵穴が見えないの。
森の様子が見えなくて、朝が明けるのが待ち遠しい。
 4時には目が覚めて、パジャマのままで森へ。
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 肌で、五感で感じる5月の森ほどいいものはありません。イングリッシュ・ブルーベルが可愛い花をつけています。
新緑がまさしく目にいたいほど鮮やかで、野鳥は営巣に忙しいのか、求婚か、素晴らしい名調子でさえずっているの。
 じっと森の声や空気に感性を研ぎ澄まして楽しみました。
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 やまぼうしには、真っ白な花が満開。
このブログの右カラムにあるプロフィールのアイコンが真っ赤なやまぼうしの実。
このコントラストが美しい樹木なのね。
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 白樺には、たわわに実がついて、細い枝は折れそうなほどにたれている。
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どれを見ても美しいね。
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 昨年、ポール・スミザーさんの店で買ったイングリッシュ・ブルーベル。
ロンドンには有名なこの花の群生地があるけど、八ヶ岳も気候が似ているらしくよく育つそうで、昨年の秋に50個を植え付け、可愛い花が咲いたの。
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 ところがね、一夜明けたら、こんなことに。

増えすぎた鹿が麓まで降りてきているとは聞いたけど、腐葉土でふかふかの花壇に踏み入れて、アナベルの花芽も食べちゃって、根まで抜いてしまってます。
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ブルーベルも全部食べられて、球根がぬかれた状態。

 しばし呆然でしたけどね、レイチェル・カーソンのセンスオブワンダーを思い出して、クールダウン。
自然との共生は、こういうこともあるからね。
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 今の季節の森の花々。

 近所をお散歩していたらこんな張り紙。
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里山の風景は、すっかり田植えがすんだ田んぼ。アルプスの北岳を望む。
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 ポール・スミザーは、八ヶ岳在住の英国人の園芸家。
有名なガーデナーはいっぱいいるけど、土地の生態系や、森の営みを大事にして、栽培種の草木よりもその地にもともとあった植物を背景に庭作りをしている人。ちょっとビオトープみたいで、こういうの好きだな思って昨年から片っ端から読んで研究してたの。
 作り込まれた観光の庭や、花畑、寄せ植えなどにすっかり気持ちが乗らなくなっていたので、本来の森の姿や、草木の姿にひかれます。

 カラマツを20本も切ったので、森の再生も大事と思っています。
昨年は自分の好きなシンボルツリーを中心に植栽したけど、今年は、従来、この近所の森の生態系にあった木を選んでみました。
 カツラ、ナナカマド、エゴノキ、クヌギ、コナラなどね。樹木についていた育て方のラベルに「エコ・ツリー 温暖化防止 チーム6%」の表示におもわず苦笑い。
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 30年後、私はもうこの世にはいないかもしれないけど、次世代が、このクヌギやコナラにやってくる昆虫(カブトムシやクワガタ虫)を楽しみにしてくれたらいいな。
木の葉をすり抜けた風は、もちろん存分に冷されているに違いありませんしね。
それでも、まだまだ木を植えるのは追いつきませんが。


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by yukkescrap | 2016-05-30 15:35 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(2)

八ヶ岳春の森さんぽ

 名古屋から小淵沢までの春の中央高速は、沿道に見事な桜並木が続いて、ドライブしながらお花見満喫したのは初めてです。
名古屋の花博の時に植えたのかしらね?小牧JCTあたりは何キロも続く桜並木でした。

 高速道路の高地になると桜はまだだけど、平野はずっと満開の桜で日本ってこんなに桜の木があるのね!とびっくりするほど。東京~小淵沢間には、一宮の桃の花のじゅうたんはあっても桜は少ないから、新鮮でした。
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 さて、標高960メートルの山小屋周辺は、コブシから梅、桜が咲いていて、いつもならGWごろなのに、今年は早いのかな?
満開のコブシが清楚で、森の中の春を告げる白い旗みたいです。
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 分けていただいたオダマキや山野草はちゃんと芽吹いてくれてホッとしました。
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日本すみれも満開で可愛い、可愛い。

 自然に春を待って野に咲く花にはかなわないなあ~。
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 私のハーブガーデンや花壇にも園芸種の花(クリスマスローズとか)や秋植え球根の水仙が開いていましたけど、なぜか人工的に植えたものには、なかなかカメラを向ける気になれない天邪鬼。
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分けていただいたラムズイヤーも霜に負けずふっくら芽吹いてます。
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イングリッシュ・ブルーベルがちゃんと芽吹いたけど、花が咲くときに山小屋にこられるかしら?
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いただいた株分け、さて何だったかなぁ?

森を分け入ってふっと見つけたつぼみや花に、心がときめきます。

 近頃は、観光園芸のお花見園(梅林とか、群生させたしば桜やカタクリとかの花ガーデン)には気が向かないなぁ。ひっそりと森に芽吹いたものや、静かに咲いた花を、そっとレンズで独り占めして、長いこと眺めては、ニンマリしちゃうんです。


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by yukkescrap | 2016-04-11 10:17 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

大人の林間学校2016年春の部 ~ダッチオーブンで牛タンの塩釜焼~

 市場で買った〝お値打ち”牛タンを携えて、いざ八ヶ岳へ。
今回のお題は、「ダッチオーブンで牛タンの塩釜焼を作ろう」です。
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 ギリシャに暮らしていた友人が、エーゲ海の塩、ローズマリー入りというのをお土産にくれたので、さてこれをどうやって使うかなぁというのも考えていたので、ばっちりよ。
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 アウトドア夫が、その昔、勢い込んで買ったLODGEのダッチオーブン。(なぜか大小2個もある)
大草原の小さな家に登場する幌馬車の後ろに括りつけられて揺られていた鉄鍋よ。アメリカ南部のカーボーイとかが、これでチリコンカーンつくったり、トウモロコシのパンを焼いたりする野外オーブンです。
ちょっと流行りのストーブとかルクルーゼにもにてるけど、もっと武骨。
鍋の底には、足もついてます。

 牛タンには、メキシコの肉用ハーブとローズマリー、黒コショウをたっぷり擦り込み、エーゲ海の塩に卵白を混ぜて牛タンを包むようにしまして…。あとの始末がいいのと、取り出す時の便利さでアルミホイルをひいています。
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 新じゃがも皮付きのまま隙間に詰め込んで。

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はい、あとは上手に炭をおこすだけね。薪でもいいけど炭の方が鍋の上にも熾火にしておけるのだね。
上から、下からじっくりオーブンクッキング。50分焼いて、一時間余熱で放置。
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その間に、温泉でのんびりしてきましたわ。
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 できたよ。

夫は、「高級クラブのウイスキーのつまみに出てくる牛タンより旨い。」と絶賛。
どういう意味よ?って思っていたら、甲州ワインのあとに、スコッチ飲みたいからなんだね。ウイスキーによくあうお摘みだそうです。
私は、この比較がよくわからないけど、とにかく柔らかくてジューシーで言うことなしよ。
ジャガイモも焦げることなく水分もじっくり閉じ込められて最高の蒸し具合。

 その昔、チキンを丸ごと焼いたり、スコーンやピザも楽しんだけど、ちょっと大人になって懐がほくほくの時はこんなリッチな贅沢もいいかなぁといいう大人の山小屋での遊び方です。

 山小屋に行くときは、完全に「遊ぼうモード」になっていて、料理も掃除も、草むしりもアリ退治も、キツツキがあけた穴ふさぎも、家の修繕も…っそして掃除さえも遊びの延長と思っています。
セカンドハウスの維持管理はそんな事を考えないと、「えぇ~、上げ膳据え膳、掃除なんかいやだぁ、旅は家事から解放されたい」なんて思っちゃいけないのだよね。これが旅の楽しみとはちょっと違うところだね。
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 毎年、庭に芽吹くフキノトウを天ぷらにするといういつもの春の楽しみは、今年の暖冬のおかげで見事に撃沈。
すっかり花が咲いていましたよ。がっくり!
ところどころ誰かに摘み取られた跡があって、鹿かイノシシが食べに来たんだろうか?


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by yukkescrap | 2016-04-10 09:14 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)


小さな暮らしのスクラップブック


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