カテゴリ:好きな本スクラップ( 35 )

いつものおかずのおさらいレシピ本 ~高橋みどりのありがとう!料理好きのともだちレシピ~

 デパ地下の金平牛蒡の千切りが見事に針のように細くて、「これは、きっと機械でカットしたのよね!」っと、いつも負け惜しみのように思っていました。
牛蒡の繊維に沿って千切りすると、こんな風には切れませんからね。
ササガキだけが正調な牛蒡の切り方じゃないって思っていたけどね。

ところが!…今まで、長年信じてきた料理のきほんを再確認させてくれるようなレシピ本に出合って、じっくり熟読して、かたっぱしから試作中です。
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 料理研究家のレシピ本の編集、フードスタイリストとしてのお仕事ぶりが大好きな高橋みどりさんの「ありがとう! 料理上手のともだちレシピ」。
図書館の予約待ち2か月で手元に来ました。大人気ね。

 料理研究家の料理の本を買っても、作りたいなぁと思うお料理はいつも数品で、私はレシピ本は、図書館で予約して借りて済ませていますが、この本は、熟読しています。
 高橋みどりさんの本との出会いは、高山なおみさんの料理本の編集や、「ヨーガンレールの社員食堂 野菜でつくる一皿料理」、「伝言レシピ (クウネルの本)」など。どれもお気に入りの料理レシピ本がばかりですが、そのさらにバージョンアップ。
私のように「もう一度いつもおかずをおさらいしたい」という人にはピッタリ。

 料理研究家ではなく高橋みどりさんは編集者さんなので、選りすぐり料理ばかり、レシピのセレクトブックみたいな感じです。
だからなのね、作りたい料理ばかりなのは。
 レシピには、腑に落ちる理由、その解説とコツ、その後の展開が見通せて、エッセイとして読んでも面白い。
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 金平牛蒡の千切りは、斜め輪切りにしてから千切りすると、あの針のような千切りになる。
わたしは、今まで丸太に切ってそれから千切りにしていたので、どんなに頑張っても、牛蒡のふわふわ繊維が邪魔して、針のようには細く刻めませんでした。
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いつも茹でてから煮びたししていた小松菜を鋳物の蓋がぴったりしまる鍋(ル・クルーゼとかストーブとか)で蒸す方法。
一束分がこんな風にくたっとなって、ゆでた水に栄養分が逃げませんから、丸ごと一束、夫と半分で食べきれます。

そんな、基本を見直すだけでぐっとおいしくなるレシピがいっぱいで、主婦35年目のいつものおかずおさらいには、とっても有意義なレシピでした。
食べた、ダーリンも大満足。いつものおかずだけど、「今日はうまいなぁ」と言ってくれます。
嬉しいよね。


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 高橋みどりさん、本当にいつも素敵な料理本を、ありがとう!って、本をギュッと抱きしめちゃったよ。

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by yukkescrap | 2017-11-15 09:39 | 好きな本スクラップ | Comments(2)

読んだ本 〜定本 北八ッ彷徨 山口耀久〜

立ち寄った八ヶ岳のレストランにあった箱入りの本が気になって。お聞きしたら、

「八ヶ岳ファンなら絶対に楽しいですよ。

今ではできないような素敵な山歩きのエッセイですからね。おススメです。」

と、言われて、早速Amazonで取り寄せました。定本 北八ッ彷徨です。

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しばらく絶版になっていたそうですが、箱入りの復刻版。

山岳小説というジャンルを知ったには、数年前に行った串田孫一の個展でのこと。

この時、初めてアルプという山岳雑誌も知ったのでした。

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付録から読みはじめたら、推薦文は児童文学作家の神沢利子さん。そこから読みはじめてしまいましたけど。なんだか懐かしい人から話を聴いているような推薦文。


どのエッセイにも、広がる八ヶ岳の情景は、今もとてもみずみずしく、秀作の文章を惜しみながら読み進めます。

麦草峠から、白駒池、原生林の苔むす北八ヶ岳や、南麓の四季の移ろい。縞枯山の縦走。後半の富士見高原の療養所での日々のことなどもあって。


珠玉の随筆という感じで、箱に収めて、宝物のように大事に何度も読みたい一冊になりました。今年であった私の一番好きなの本です。


どうも、パソコンのご機嫌がよろしくありません。

iPad miniから更新です。


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by yukkescrap | 2017-11-01 09:26 | 好きな本スクラップ | Comments(0)

読んだ本 ~60歳からの外国語修行 青山南著~

 友人のSNSの投稿で知った一冊。60歳からの外国語修行――メキシコに学ぶ (岩波新書)
さっそっく手に取って読みました。
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 このところ同年代の友人たちは、定年を迎えたご主人さまと、定年記念の海外旅行に行く人が多いです。セカンドライフに突入したら元気なうちに実現したい世界一周旅行に出かけるぞぉという豪勢なお話もよく聞きます。

 ちなみに、定年間際の社員のシニア研修でアンケートをとると、夫たちの定年後の夢では、「妻と世界一周」という人が多いそうです。
でも妻は、夫との旅には消極的。「今さら夫と行くのはねぇ。」という私の周りの友人も多いのですよ。このあたりの夫婦の考え方の合意形成って大事ね。

 自分の意図とは別に、海外に長く暮らす経験をさせていただいたわたしは、もう、海外旅行も海外で暮らすことにもあまり興味はないのですが、「○○へ行くんだけど…」と話をふられると、旅の話題は、大いに盛り上がってしまいますよね。

 筆者は、米文学の翻訳家、語学のエキスパート。米文学に登場する数多くのスペイン語、それもラテンアメリカからのヒスパニックが米文学の中で使うスペイン語を理解しようと世界で一番スペイン語を話している国(メキシコのスペイン語人口が世界一、ちなみに二位はアメリカ)、メキシコへ語学留学をする体験記。

 語学の取得って、限界年齢というのがあるそうで、当然、アラ還シニアにはとてもつらい修行。そもそも語学の限界年齢って12歳なのだそうですよ。ネイティブのように身につくための限界は…。

 わたしもメキシコに暮らしたときは、まさに50の手習い。新しい単語を必死で20覚えても、翌朝思い出せるのは、3語がいいところ。辛くて悩ましかったのでした。

 だけど、身体で覚え込む若いころの語学学習と違って、知識も、経験も、教養も身について、言語の裏にある文化や歴史、背景を知る大人の言語学習の面白さは、たまらないものがありました。どの国に暮らしても(私の駐在先は、どの国も英語圏ではなかった)言語にふくまれるそれらを理解するのは、とても早いその国の理解になったことは代えがたいものでした。

 そんな自分の経験に重なるこの著者の体験談は、大いに、「そう、そう!」と、再度大好きになったメキシコへの思いを募らせていたの。

 先の選挙の演説で、「人生100歳時代がやってきます。少子化で学生の減った大学で、学びなおして豊かに暮らすシニアが増えたら素敵じゃないですか!」といった候補者がいました。
 そうかシニアの学びなおしに、少子化に泣く大学は門戸を広げてくれるのか?授業料はどうするんだ?と思いましたけど。
できればツアーで、若い人に交じって旅するよりは、文化や背景を知るような滞在型のシニア留学っていうのもいいのじゃないかと思いましたよ。(いっぱいあるのね。シニア短期留学を取り扱い旅行代理店!)

 メキシコに暮らす人には、とても楽しい一冊になると思います。
いくつになっても学びは、楽しいものだなと思った一冊でした。



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by yukkescrap | 2017-10-25 09:42 | 好きな本スクラップ | Comments(4)

山のごちそう ~山戸ユカさんのアウトドアクッキング・レシピ本~

「この近所に仕事に来るとね、必ず行っちゃうレストランがあるんだよ。すごく美味しいよ。アウトドア・クッキングの料理研究家さんがやってるんだ。森を歩いていけばすぐだよ。」と、絶賛リコメンドしてくれたDill eat,life

 そのレストランのオーナーで、アウトドア雑誌などのお料理、玄米やお野菜料理レシピで活躍している山戸ユカさんのレシピ本を買い求めました。
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男性のアウトドア・クッキング本はたくさんあるけど、女性目線のキャンプ飯本って、なかったよなぁ~と。すっかり虜になってしまいました。

 丁寧な手順の解説で、ビギナーにも嬉しいアウトドア・クッキング。どれもがすぐに山の家に来たら試してみたくなるものばかり。

お若いのに、と感心してレシピ本を読みながら、この人はきっと食べることを大事にしているお家に育ったんだろうなと思ったりしました。
きっと身体全体が、いい育ちをしているんだろうと。

やっぱりと言うか、ご両親はお隣のヒュッテ・フライングスプーンのオーナー。
アウトドアが大好きなご一家。そして食べることを大事にして育ったことがよくわかります。実に健康的な食への姿勢が感じられるレシピです。

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こちらは、山戸さんが八ヶ岳移住前に書かれたお野菜料理中心のレシピ本。図書館で借りました。「野菜のおかず」は、常備したいおかずの素を、展開して行くという試み。
思わず試したくなるものばかりでした。

 食堂は、八ヶ岳トレッキングや、ツーリングなどにここを訪れたアウトドアファンがいっぱいと聞く。
でも平日のランチはのんびりしていて、薪拾いの散歩にちょっと寄るには、すごくいい距離。車道を通ると遠いけど、森を抜ければすぐなのよ。
夜、千鳥足でも森を抜ければお家に帰ってこられる距離にこんないい店があって、ほんとうに嬉しい。
お店の雰囲気もとても良くて、お料理はもう身体に優しいことこの上なく。もうこれは絶対にご贔屓にしたい。

 冬のシーズンオフには、山戸さんの料理教室もここで開催されるとか。
良いなぁ、これはきっと八ヶ岳の実りをたくさんに使ったお料理なのでしょう。行きたい、行きたい。
 本当は、こっそりファンでいたい店ですが、お料理レシピ本があまりに感動で、紹介しちゃいました。

お店はね、店内もお料理も、撮影禁止。(とっても良いと思います。)
静かに森のごちそうを楽しみたいお客様に配慮。守りましょうね。





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by yukkescrap | 2017-10-15 10:12 | 好きな本スクラップ | Comments(0)

読んだ本 ~ 高田郁 みをつくし料理帖シリーズ10巻 ~

 久々の大人買い。
夜、寝る間を惜しむほどワクワクして、楽しい。

 江戸の料理をドラマ化した時代劇、NNHKドラマ「みをつくし料理帖」。
なんとなく私の若いころと似てるねといわれる黒木華ちゃん(眉毛ですけど)が演じる「澪」の様子が可愛くてね。

本好きな友人が、さっそくこのドラマの原作本「八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)」の感想をSNSでアップしているのをみて、あら、原作があったのかと。
シリーズ1巻目の「八朔の雪」を手に取ったら、もう止まりませんで…。

 ドラマも楽しいけど、私はやっぱり活字で楽しむのが好きだなと想像たくましく頭の中で江戸の暮らしをシュミレーション。
それを追うようにドラマがストーリーを追いかけてくれるので、楽しみが倍増しているところです。

 図書館の予約は、もうすごい予約件数でね。たまには、自腹で10巻大人買いです。
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 主人公の澪は、大阪千場の料亭に引き取られた奉公人。訳あってつぶれてしまったこの料亭のご寮さんと江戸へでて、料理人として「つる屋」に雇われ…。
 毎回お話に出てくる江戸の町の料理の数々。
もとは関西の商人料理が得意だった澪が、昆布ベースの出汁から、江戸の味・鰹ベースの出汁へ。
醤油や味醂の比較、味噌や食材の違いなどなど。どれをとっても興味深くてね。

 久々に、会った息子が大阪土産に、まつば昆布を届けてくれました。
スッポンの出汁で煮込んだとかの大阪のつくだ煮。これまた東京の昆布のつくだ煮の味わいとはずいぶん違うのね。
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大変おいしゅうございます。

 同じく、NHKドラマの「幕末グルメ ブシメシ」も気になる、気になる。江戸料理ブームなのかな?
とってもいい勉強になるなぁ、食の教養を磨くような小説で、ひさびさに寝落ちもぜずに夢中で一気読みしてます。

 

NHKのHPに原作者の高田郁さんのインタビュー記事があって、これもなかなか興味深かったわ。
やっぱりお料理を実際に作って検証しているのねぇ。すごい!



by yukkescrap | 2017-06-27 12:00 | 好きな本スクラップ | Comments(8)

読んだ本 酒井順子ワールド

 ベストセラーの「騎士団長殺し」とか、「蜜蜂と遠雷」とか、「アメリカーナ」とか読みましたけどね。
別に特に感想もなく…。わたしの本読み傾向は、とても天邪鬼なんだよねぇ。ベストセラー本は読むけどすり抜けていくのだ。

 お友だちが、お薦めというので、予約してあった酒井順子さんの「字を書く女 中年書道再入門」。
酒井順子だってベストセラー作家なんだけどね。
「墨」という書道雑誌での連載というなかなか面白い趣向のエッセイで、いろいろな書道家の雑学を増やして、後半は筆者と一緒にお習字のお稽古に励んだような気になった愉快なエッセイでした。
筆と硯を買いに行きたくなったよ。またお習字を再開しようかななんて思ったりしますが、
お習字は、もうちょっとおばちゃんになってからにしようと思うのですが。

 「負け犬の遠吠え」以後、週刊誌や雑誌でエッセイを読むことはあっても連載をまとめて読んだことはなく、読み始めたら酒井ワールドのツボにはまってしまって。
ついでに図書館予約した「源氏姉妹」は、源氏物語の格調高さは微塵もないままに、たぶん光源氏に翻弄された女性たちは、週刊女性とかにこういう告白をしてしまうだろうなというゴシップ満載。すごいわねぇ、こういう才能。
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ウェブのほぼ女性誌どうするOver40でも、話題になっていた「中年だって生きている」に至っては、もうわが身にヒシヒシと染みわたりまして。ついでに県立図書館で借りて「ズルい言葉 (ハルキ文庫 さ 18-1)」なんかも読んでしまった。

 すっかり先週は、酒井順子ワールドで、暇つぶしをいたしました。

あぁ、今日が月曜日で図書館は休館日。活字の禁断症状が出始めてしまって…。
名古屋市も、全部の図書館、いっぺんに月曜日を休館日にしないでほしいわね。こんな簡単な市民サービスの変更。あったらいいのにね。
ちなみに東京・武蔵野市は、市内の図書館休館日が全部違うので、活字中毒者には嬉しい市民サービス。


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by yukkescrap | 2017-06-12 11:37 | 好きな本スクラップ | Comments(0)

読んだ本 ジュンパ・ラヒリ「べつの言葉で」~駐妻の憂鬱~

 つい最近、ムンバイの妹と呼んでいる友人がご家族をつれて日本を訪問。
さすがIT大国のインド人だけあって、フリーWifiを存分に利用して日本中を巡り、最後にようやく私と日程を合わせて、待ち合わせをしたのは、日本で一番大きいダイソーがある原宿竹下通りのマクドナルド。

 メッセンジャーで、「今ダイソーに居ます。家族はお土産いっぱい買ってます。マクドナルドで雨宿りしてます。」というメッセージには、グーグル地図が添付されていて。
「そこで待っていて、私が行くほうが早いから」と返信しながらも、どこも混みあう東京歩きはなかなか大変。

彼女とは、20年前、ムンバイの日本語スピーチコンテストで審査員をしたとき(なぜか、文庫のボランティアをしていた読書量の多い日本人という理由でわたしが審査員に)に出会いました。
 予選を通過したのち、本選に出場するにあたり、日本語のスピーチの仕上げを手伝って、その後の努力は並々ならず、入賞、日本へ。我が家にもしばらくホームステイをして、その後はムンバイの日本の大手総合商社に勤務という才媛です。
母語はムンバイのあるマハシュートラ州のマラティー語。もちろん英語も完璧。そしてたまらなく流暢な日本語を話します。

 英語圏外の途上国に暮らした私は、新しい生活がスタートするたびに、新地での生活構築に加えて、現地語の取得という辛い試練が待ち受けるという駐在。だから、日本語を勉強する学生さんとの交流は、とても楽しく、ありがあたい存在でした。

 ムンバイにいた時、ヒンディー語の先生に薦められて読んだのがジュンパ・ラヒリの「停電の夜に (新潮文庫)」。
夫の転勤でアメリカに暮らすインド人の妻が、土地の生活になれるまでの憂鬱、言葉へのコンプレックス、差別などなど、読みながら何度もわが身の境遇に重ね合わせて嗚咽しながら読みました。

 新しい言葉を習得するというのは、住めばなんとかできるようになるわけではありません。
いつになっても買い物では、最低限の用事を済ませられるだけの幼児語程度の進歩具合。
 必要な物は買えても、価格の交渉や、品質の評価や取り扱いについて質問できないし、別の選択肢の提案さえも聞き取れない。
まさに子どものつかい程度のレベルで買い物を済ませる日々。

ある程度、人生にも経験を積んだ中身は大人なのに、その思いや、気持ちを十分に言葉で伝えられないというもどかしさ。
言葉のハンデで、ついこもりがちになってしまうこともしばしばでした。
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 作者の両親はカルカッタ出身で、彼女はベンガル語が母語。英語は完璧で高い評価をうけた小説は、英語で書いていたラヒリ。
いつもの訳者・小川高義氏の名訳かと思っていたら、今回は、なんとイタリア語で書かれたエッセイで翻訳者も違う。
アイデンティティという難しい問題が根底にある作者の40代になっての英断に、はっと驚かせられたエッセイ「べつの言葉で (新潮クレスト・ブックス)」でした。

 いつも感じていたのは、言語には文化や歴史や、その土地の背景がすごく深くあること。
現地語を学ぶたびに、言い回しや日本語との対比ではニュアンスが違う単語にもおびえて。
それなのに、長年勉強してきたとはいえ、小説家が、新しい言語で随筆を書くというその心理はどんなものなのだろうと。

 私の周りには、語学が堪能で、道具として巧みに多言語を使う友人も多い。
とても羨ましく、尊敬もしてしまう。きっとそういう人は、耳も良いし、言語の交換スイッチのセンスも高いのだろう。

 まもなくアラ還という年になって、ますます語学の習得は、苦難の道。
いろいろな人生経験や、あちこちの国での体験は増えても、それで、ある程度わかった気分になっていた。
ずっと新しいことへの挑戦が遠のいていたけど、ちょっとだけ、新しい試みへの果敢な挑戦をみて、また励まされているのです。

いつも共感と励みをたくさんもらう、大好きな作家のひとり。これからの作品も楽しみだな。

by yukkescrap | 2017-05-31 10:14 | 好きな本スクラップ | Comments(0)

読んだ本 原田マハの「リーチ先生」

 春になると、ワクワクと各地で行われる窯元めぐりなどしてます。

昨年は、益子焼の濱田庄司に関する本をたくさん読んでいましたが、大好きな作家、原田マハさんが、バーナード・リーチについて書いた小説があって、図書館の予約を待ってようやく手にしました。

 ピカソや、ルソーを主人公にした原田マハの小説は大好き。
キュレターだった原田目線の美術小説。今度は民藝の第一人者のリーチのこと、楽しく読みました。

柳宗理、白樺派や、高村光太郎とリーチの関係を、架空の助手の目を通して描かれていて、その仕立ても面白くてね。
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 読むほどに、器への思いも深まって、また食器棚をごそごそしてしまいましたよ。
わたしが結婚したころは、お客様用にと洋食器をデパートの頒布会で買い揃えたり、和食器もセットでというような時代。

一点、一点、器の組み合わせや、盛り付ける料理をイメージして器を増やすようになったのは、ちょっと教育費も減って、お台所事情に余裕がでてきたごく最近のこと。
いい器だなと手に取っても、さて何を盛るか?が明確じゃないと買えないのね。

 普段使いの器にこそ、用の美。
美しいものが、日常に大事にあるのは、やっぱり豊かだなぁと思いながら、リーチ先生の時代に想いを馳せています。
こういうお話が朝の連ドラとかにになったら面白いのになあとも思ったりした一冊。

原田マハさんの「リーチ先生」刊行インタビュー記事は、こちら→★



by yukkescrap | 2017-05-18 08:45 | 好きな本スクラップ | Comments(0)

読んだ本 小島葉子さんの初刊「あなたの好きな服が、似合う服になる」

 長いことブログ友達でしたが、私が名古屋に来てからは、リアル友達の大親友になってしまったパーソナル・ファッションスタイリストの小島葉子さん。

 毎回、会うたびに、大いに盛り上がってしまう私たちです。
おしゃれやファッションの女性らしいフェミニンな話題よりも、断然!男前脳の仕事の話ばっかりなのですけど、心置きなく仕事の悩みや、相談ができる数少ない女友だちでもあります。
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 よーやく、待ちに待った葉子さんの初刊本「あなたの好きな服が、似合う服になる」が発売になりました。
昨日は、そのお祝いを兼ねてランチ。さっそくサインをいただいて、新刊本を読みました。
 もうね、自分が初めて本を出した時のことが、いっぱい思い出され、わたしも胸いっぱい。
わがことのように嬉しかったよ。製作途中の葉子さんのご様子も、頑張りも知っていたから余計にね。

 あらぁ、葉子さん、こなに手の内を見せてしまっていいんですか!というくらいに、惜しみなくアドバイスがつづられていて、かつて彼女の診断を受けて相談させていただいた私は、大いに復習にもなりました。
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 好きな服が似合う服でなくなるこの年代のファッションの救世主といっても過言じゃないの。
いつもわたしもお世話になっています。

 Amazonでもさっそく人気だわね。
下記からご購入になれますよ。

 大親友の葉子さんにエールを送りながら、ご本の紹介です。




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by yukkescrap | 2017-03-03 00:12 | 好きな本スクラップ | Comments(0)

図書館の予約本 「くらべる東西」と「王とサーカス」

 今年も図書館からたくさんの本を借りて読んできました。
たぶん購入したら50万円分くらいかなぁと思うと、図書館はありがたいです。
市民税、県民税の恩恵を感じるときはこういう時ね。

 今年の年初に予約した「王とサーカス」は113人待ちで、いつ順番が来るかなぁと思ったら、11か月待ちで予約本が借りられましたよ。ベストセラーを絶対買わない天邪鬼ですからね。
ミステリー作家で人気の米沢穂信さんの昨年の新刊でしたが、小説の舞台は、2001年のネパールの王室殺害事件。
当時、ムンバイにいた私は、インドと国境や文化圏をともにするこのネパールにひどく同情して事件を見守っていたので、ベストセラー作家のミステリーというまったく普通には、避けて通る小説に予約を入れたのだけど、予約連絡がきてもすっかり忘れていたのでした。
 感想は、きっとミステリー好きの人とは違う読み方をしていたと思います。ネパール王室、コイララ首相のことなどが興味深くて。

 もう一冊は、予約したら即日借りられた「くらべる東西」という写真と比較文化解説の本。
絶対自分では買わないと思われる本ほど図書館が嬉しい。
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こういう本は、病院や美容院の待合にあったら楽しいなと思うのだ。
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どこから読んでも大丈夫なトピックで、ときどきセンスのいい「どこから読んでも面白い」本を置いてある医院や、カフェに行くと、どんな人が選んでいるのかなと、とても気になってしまうのです。
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 卵焼きのサンドイッチ、お稲荷さん、座布団の綴じ、先日知った「ガッテン」のネギ特集で、白身を食べるのが関東で、青身をたべるのが関西と知ってびっくりでした。
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 名古屋はちょうど真ん中ですけど、東京生まれで、東京育ちには、この日本の真ん中東海三県の文化圏にも驚かされる一年でしたよ。
名古屋の人は、関東に文化圏が近いと思っているみたいだけどね。

 いろいろなところに暮らして、土地の暮らしの文化を知るのは楽しいですね。
ちょっと行き詰っていたんだけど、またこんな写真集をヒントに、文化の比較をたのしむ来年にしようかと思います。

ビバ!図書館本。


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by yukkescrap | 2016-12-21 00:43 | 好きな本スクラップ | Comments(2)


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