森に棲む ~独居の愉しみ~

 好きな作家のひとりメイ・サートンの名著に「独り居の日記」というのがある。
孤高の晩年を綴ったもので、図書館でなんども借りてきては、ときどき拾い読みしている。
なのに、なぜか手元には置きたいとは思わないで図書館に返しては借りてを繰り返している。
アン・モロウ・リンドバーグの「海辺の贈りもの」も同じように、何度も繰り返して読む一冊だ。これは手元に置いてある。
d0348118_95780.jpg


 どちらも女の独居の深い、深い考察が書かれているのだけど、はたして私には独居をする事などできるのだろうかと思っていた。期限付きの夫の不在や、単身赴任は経験しているものの、「独居」と言うのは「ひとり暮らし」とは違って、人里を離れて、誰ともあわず、自然に感性を開いて瞑想のような日々の暮らしのことを独居というのだろう。
d0348118_95502.jpg


 少しの食糧とたっぷりの本を携えて、独りで森に棲んでみる六月。
森とは言っても、人里は近い。テレビはないが、携帯電話も圏外ギリギリだけど、かろうじてWifiのフラッグも1本は確保されており、何かの時には連絡の手段もある。
 日中は唄の上手なカッコウやウグイスのシンフォニーが森中に響き、葉を打つ雨の音がパラパラと可愛く響く。それでも夜になるとその静けさと暗い闇は深い森だ。
d0348118_96714.jpg


 今回は、晴れたら庭仕事を、雨が降ったら読書を。基本、どこにも行かず、誰とも会わない。
自分に課したことは、「日の出とともに起きて、日没とともに寝て、三食をきちんとこしらえて食べる」ことだけ。

 六月の八ヶ岳の森は、夜に雨が降り、昼は日が差してくるという典型的な晴天確率の高い土地らしい梅雨。
どんな日々になるか、独居が愉しみだ。
 
 こんな心境になったのは、いつも忙しそうに暮らしていて、いつかのんびりと自分を振り返りたいと思っていたのに、そういう時間をとってこなかったことへの戒めでもあるの。
 青春、朱夏、白秋、玄冬とあれば、私はすでに「天命を知り働く」白秋を過ぎ、玄冬の「次世代に物ごとを託し退く」期にあたる年齢。いつか歳を取って時間ができたらと言っていたけど、それは今なのじゃないか?と、はたっと気がついたのだ。
d0348118_193418.jpg

 今、これをしなくて、いつするのかと考えてのことで、山から下りるのはいつでもできると、予定をたてずに過ごしてみたい。







Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-06-15 19:44 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

ツバメノート縦罫15行

 ペンを持って字を書かなくなって久しい。
外出先はもとより、家でさえもメモは、iPhoneのSirで音声メモや、画像でパシャリが増えて、文字入力をしなくなっている。クラウドにそのままあげるから、メモを探すのもどこでも楽にできちゃうし持ち歩く時に忘れることもない。

 だからなおさら、ペンを持って文字を書くときには、緊張とこだわりムンムンだ。
リング式のノートや、手帳はリングが邪魔で大嫌いだし、滑りが悪い紙も嫌い。
丈夫で安価でどこでも買えるけど、紙の風合いと罫線や表紙のデザインと色が好みでないCampusのノートも嫌いだ。

 今日、欲しいかったは、A5サイズの縦罫線のノート。

私は、急いで文字を書くときは、縦書きの方が早い。日本語は誰でもそうだよね?
ほとんど「行書」を通り越して「草書」のようになるけど、早く書ける。だから縦罫線のノートは大事なの。
 向田邦子さんみたいに、作家さんみたいにさらさらっと。
楷書のときも、横書きよりも縦書きの方が美しく書けるし。

 今日は縦罫線のノートを買いに。
たかがA5の縦罫線のノートが、吉祥寺の大手文房具店やこだわりデパートの文具売り場、ユザワヤや、LOFTにもなくてとほほ。かろうじてB5の縦罫線のノートは丸善にあったけど、縦罫線のノートが一冊もない文房具店もあったよ。

 三鷹の有名な山田文具店にさえもなくてね。結局ツバメノートに行きつくことになるけど、この有名なノートを置いてある店が、また本当に少ないの。
たかがノートで半日つぶれました。ネット注文すれば済むことなんだけどね。
d0348118_19524134.jpg

 〝こんな普通の名品がないなんて、今どきの文房具店は!”と、ちょっと憤怒していたら、三鷹駅南口、むかしからある日本堂という文房具店にはちゃんとあって…。いい店だなぁとつくづく思う。
レジでお金を払いながら、「今日は吉祥寺の文房具店を散々回ったんですよ。あってよかった。さすが日本堂さん。」って言ったら、
店員さんも、「おぉ~、このツバメノートの縦罫線11行の方は、枠なしですね。珍しい、初めて見た。」って愛おしそうにしてました。
 きっと文房具が好きな人だなと思ったりして。

 ツバメノート縦罫線15行は150円、11行は190円。
11行は、表紙も縦罫線入り。絶対になくなって欲しくないノートです。

 それにしても、小学生のジャポニカの国語のノートと原稿用紙ノート以外に縦罫線のノートがないという現代。日本語を縦書きにするのは、もう時代遅れなのだろうか?
WEBもブログも縦へのスクロールを考えれば、当然横書き。

 でも文芸書は今もって縦書きで、私は横書きよりも縦書きの方が早く読める。
悩ましいところだけど、縦書きノートは、大切なくならないようにと思う。
俳句を作る人、私のように走り書きで日記を書いたり、取材メモを取る人には、縦罫線ノートは絶対に大事。
 ツバメノートさんには、とことん頑張っていただきたいなんて勝手に思ってる。



Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-06-06 19:54 | 雑貨スクラップ | Comments(2)

遠方より友きたる 超愉しからずや

 東京に来たら、絶対泊まっていってよねと言っておいた大親友がようやく我が家にも泊まりにきてくれました。遠く、遠く東の国からやってきてくれて、日本に戻れば、滞在中はきっと私以上に彼女に会いたがっている人がたくさんいるような素敵な人ですが、昨夜は独り占めで、もうおしゃべりはとまらない。

 残念なことに私は久々の片頭痛がはじまってしまって。
せっかく会いたい人に会えたのに残念すぎる。
「ピッタのせいかな?これでクールダウンするといいよ」と、アーユルベータの塗り薬。
いつもの頭痛薬がまったく効かなかったのに、彼女に言われたとおりに、こめかみと首筋に塗るとびっくりするほど良くなってしまう。

 もっと実のある大事な話を彼女とじっくりするつもりが、たわいのない話ばかりで、あぁすごく時間が惜しまれる。
でも大事な話って何だったなんだろう。
 大好きな素敵な人と時間を共有するだけでいいんだなっていうことが、見送ってからわかったよ。
「これから熊本へ行ってちょっと役に立ってくるからね。」と、ほんとうにいつも誰かのためにがさりげなくて、かっこいい。地球規模で動く人なんだ。

 東の国からやってきた人に、西の国のお料理を出す。
d0348118_12572580.jpg

(ワカモレ、アカプルコ風セビーチェ、シーザーサラダ)

d0348118_1258514.jpg

(玉ねぎマリネのチキン、グリーントマトのサルサ)


笑えるけど、「なんちゃってメキシコ料理でもいいかな?」と聞けば、インドには、トマトもコリアンダーもチリもあるけど、国が違うと、こうも違うかって、おかしいねって言いながら食べてくれたの。

 素敵だなと思う人には、たくさんの人を引き付ける要素がある。
素敵な人は、自分の持っているあれこれをいっぱい惜しみなくアウトプットして見せてくれて、(すごくオープンマインドだ)、とても刺激になる。それがまたこの人に会いたいって思わせる。

 そして何よりも偏ったものの見方をしないで、視野は地球規模に広く、どんなことにも好奇心が根底にあって、「だって」とか、「今更」とか、「面倒くさい」とか言わないで、貪欲になんでも食べて、見て、感じて、飛び込んでいく人だったりする。
 こういう人に会うと、その刺激で自分もちょっとだけ素敵な人になれた気がする。
次はいつ会えるかなって、もうそのことを考えてる。


Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-06-04 12:58 | お料理スクラップ | Comments(0)

45年目のさつきつつじ

 今日もいい天気。
築45年のビンテージマンション(言い方がかわると中古マンションも素敵だ)の植栽には、満開のつつじ。
d0348118_12223466.jpg

 つつじよりも小さな花で、ちょうど剪定に来ていた植木屋さんは、「さつきつつじ」っていって庭木用の交配種だねと言ってましたが、花の名前や、種類はどうでもいい。

 すごいのは、立ち枯れて植え替えた若い木は、まばらな花つきなのに、この老木は毎年刈り込まれてきたにもかかわらず、見事に隙間ないびっしりの花つきなのよ。
d0348118_12242610.jpg

 向かいのマンションには、今どきの黄色の花が絡まってとってもオサレなんだけどね。
こっちのビンテージマンションは、やつでとタマムシ色タイルがバックにあるのだよ、この外套のレトロ感たまらないわ。
d0348118_1225669.jpg


 写真を撮っていたら、このエントランスでいつも幼稚園バスを待っていたあのくるくる巻き毛の色白で可愛かった男の子が、いつの間にか私の身長を追い越し、今日は人参色に髪を染め、ほっぺにチークという可愛い青年になって、いつもどうりに愛想よく挨拶しながら通り過ぎる。

 ここ10年、エントランスには、何台もデイケアサービスに行く送迎車が止まるようになって久しい。
幼稚園バスは一台も止まらない。

 バートンの「ちいさいおうち」という絵本があるけど、ひなぎくの咲く丘の上のおうちが、時代の変遷をずっと見守るっている話。
d0348118_12264584.jpg

 満開のつつじも、きっとそんな風にここにあるんじゃないかしらって思ってシャッターを押してみた。





Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-06-03 12:27 | おさんぽスクラップ | Comments(0)

ベルギーアンティーク自転車証 ~吉祥寺 Tsubame Markt~

 もりもり仕事しています。おかげで頭がパンクしそうだよ。お天気がいい日におうちにこもって原稿書きは辛い。
息が詰まってしまって、息抜きの吉祥寺さんぽ。
 午後からだったから、いつも空いてないようなアンティークショップばっかりをまわってみようかと、中道通りから、吉祥寺図書館裏辺りまでずんずんと。

 ついでに山の家の鍵のスペアを作ろうと思って鍵屋さんへも。
この夏に、友人知人の「山小屋行きたい」のオッファーにお応えしてレンタル用にです。

 さっそくつかまってしまったのが、中道通り、はらドーナツのそばのベルギーアンティーク屋さん。
Tsubame Markt
d0348118_19271161.jpg

私が鍵を作りに行くことを知っていたかのように、木箱に盛られたブリキのこんなもの。
ヨーロッパの古いホテルの部屋の鍵についていそうで、いい感じのさびれ具合。

 このプレートは何だろうってお店のマダムに聞いたら、これはベルギーの自転車証なんだそう。
つい最近まで、ベルギーは自転車にも税金がかかっていて、これはいわば自動車のナンバープレートみたいなものらしい。
 年代と、州名が記されてあって、色も州ごとに違うらしく。穴は自転車の前にナットで取り付けるようになっていたらしいの。お値段もね。古い年代のもの(水色)はちょっとお高いのよ。

 皮紐もいい感じ。
アンティークものは、買ったら絶対用途を持って使いたい。決して持っているだけで嬉しいというようなコレクターになるつもりはないの。だから、法外な値段でないものだけを選んでね。
素敵なマダムにヨーロッパのアンティークのお話を熱心に聞いてしまう。こういうの好きだわ。

 夏の山小屋の鍵には、こんなキーホルダーをつけて貸し出したいと思います。完全自己満足ね。

 その後、大好きなMARKUSを冷やかし、吉祥寺図書館裏のメキシコ雑貨屋をのぞいてオアハカのタペテの話で店主と盛り上がり、古い時計や、ようわからないものを売ってる店にもずんずんわけ入って、あたまはすっかり楽しくリフレッシュできたのさ。

ついでに行きたかった話題のSajilo Cafeでカレー&ナンで3時ごろのお昼兼夕飯をすます。
いつも混んでる人気カフェには、地元民は平日の変な時間に行くに限るね。
 さぁ、追い込みの締め切りがんばります。


Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-06-02 19:32 | 雑貨スクラップ | Comments(0)

Garden Diaryと山小屋日記 ~カレル・チャペックの園芸家の一年~

 山の家の植栽を忘れないようにとGarden Diaryをつけることにしました。
去年の秋からはじめたのだけど、やっぱりこの春に芽吹かなかった宿根草もあってね。
へたくそな絵だけど、忘備録。
子どもたちが、昔使っていたスケッチブックと水彩の色鉛筆があったよ。
ずいぶんと、物持ちがいいなぁと自分でも笑える。
d0348118_21291991.gif

 すっかり忘れていたけど、去年ご近所さんが分けてくださったオダマキと、シュウメイギクは溶けちゃったみたい。
d0348118_21294271.jpg


この山小屋ができて今年で22年目。

 山小屋に滞在した日は、大学ノートに山小屋日記を書いている。
d0348118_21303012.jpg

武田百合子さんの富士日記のつもりで。

そうしたら、高山なおみさんも山小屋の暮らしを日記にして「今日もいち日、ぶじ日記 (新潮文庫)」なんていう本を出されていた。
 なぜだかわからないけど、みんなきっと山でどんなことをして、何を食べたかを記録しておきたくなるのね、きっと。

 連絡帳のような縦罫の大学ノートにつづるときは、娘が小学生の時に愛用していた筆箱からHBの鉛筆を取り出して。丈夫な筆箱はまだ健在。
おばあちゃんが買ってくれたランドセルと同じコードバンの上等な皮の筆箱だったからね。

 我が家の山小屋日記は、この22年間で、ノートが5冊になりました。最後のページにきたから次は6冊目。
去年、息子がこの日記の存在に気がついて、山小屋に来た時に全部を読んでみたたらしい。
彼が5歳のころからだから、本人はすっかり忘れていたこともあったらしく、とっても懐かしい出来事がいっぱいで楽しかったらしい。
 彼がお嫁さんと一緒に初めて来た時に、滞在した様子を日記を書き足してあってびっくりしたのよ。

 日記には、感想などの内容なんてほとんどなくて、本当に過ごした物事だけで、何時に到着、天気の様子、森の様子、どの温泉に行ったか(周辺には公共の温泉がいっぱいある)、晩ご飯や朝ごはんの献立くらいなんだけど、その献立にも当時の我が家の懐かしいメニューだったりするのが面白かったらしい。
朝ごはんのパンケーキには必ずツナサラダとか、スキーに行くときの保温調理なべのおでんとか、早朝のバートウォチングに行った日の朝ごはんとか。

 今回も日記を書き終えたら、野鳥観察のために餌代をこしらえようと、設計図。
製作は夫に任せるから私は塗装の係ね。

 新幹線の移動の中で読んだ本は、プラハのジャーナリスト、カレル・チャペックの園芸家の一年 (平凡社ライブラリー)という本。

 わたしと同じような素人園芸者にとっては、思わずクスっとなる面白いエッセイ。
凍結した冬の庭の天地替えして、凍って固くなった冬の庭を耕し腐葉土などをすき込んで春の準備をする描写には、春が待てないうずうずする様子、「その気持ちすごくわかるわ」っていう感じに描かれているので園芸好きが読めばクスッと笑える。

 春の庭では、細心の注意を払って芽吹きの茂みに入るも、思わず踏みつぶしてしまう春の新芽の話。

ダメな園芸家は、バラの花の香をめでるが、本気の園芸家は茂みに入っては、おしりを高く上げて、ついつい花の香よりもアブラムシを摘まんだり、助長した枝をワイヤーで止めたりするという話。

 そうだよね。
本当に庭いじりが好きな人は、優雅に椅子に座って、花の姿をめでたり、香りをたのしんだり、庭を眺めたりはしないんだ。
 誰かに自慢の庭を案内しながらも、つい庭仕事の手が止まらない・・・。そういう人いるでしょ?
これはガーデニングを楽しむ人が、その育てるということに中毒のようになって、仕事に終わりがない様子を上手く描いていて、うん、うんとうなずきながら読んだわ。

 大好きな森や庭仕事から遠のいて、しばらく今月はまた東京暮らし。
東京の仕事をちゃんと終えたら、また山へ行こう。

 鉛筆で走り書きする山小屋日記は、ほとんど読み返したりはしないのだけど、もう途中ではやめられないのだ。








Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-06-01 05:29 | 好きな本スクラップ | Comments(2)

大人の林間学校 男の料理ダッチオーブンで作るローストビーフ

 大人の林間学校、男子ダッチオーブン部。
今回は、キャベツの煮込みと牛モモのスモークだそうです。
d0348118_17293145.jpg

 走って買いに行ってきた牛モモ肉600g。

d0348118_17302282.jpg

ローストビーフですが、今回は桜のチップでスモークするそうです。
d0348118_17295579.jpg

 2つあるダッチオーブンの小さいほうでは、ベーコンをチリチリに炒めて、そこにキャベツをボールで。
でもお二人様なんで、半分にしてもらいましたよ。

 炭起こしも早くなってますが、プレヒート(ダッチオーブンの予熱準備)に手間取ったらしく。
私は庭仕事してたんで、これにはノータッチ。
d0348118_17304977.jpg

 お肉は、しっかり火が通ってウェルダンですが桜のスモークが最高にいい香り。

d0348118_17312095.jpg

熱々のキャベツとベーコン。素材だけの良さです、ワイルドだぜ。

 午後いっぱいダッチオーブンで遊んでいたから、温泉でも煙臭かったらしいけど、ゆっくりくつろいで、いただきます。スモーキーなローストビーフには、シングルモルトがよく合うらしい。


d0348118_17321387.jpg

 ジャガイモは、ホイルなしで(ホイルで包むと蒸れてしまう)ベイクドポテト。
新じゃがなので、これも最高に美味しい。

d0348118_1733586.jpg


 山の暮らし、朝は早い。
さんぽが終わった7時には、丁寧に紅茶をいれて、美味しい信州のリンゴジュースに、ブルベーリーソースを垂らした八ヶ岳のヨーグルト、八ヶ岳の卵で、いつもの朝ごはん。
d0348118_17343813.jpg

地元の美味しいものですよ。
新緑のウッドデッキでいただきます。

BGMは、カッコウの鳴き声。カッコウってラテン語では「音楽的」っていう意味の名前がついているそうですよ。
詳しくはこちら→★ (いつもね、なんだかわからない鳥の啼き声はこちらのWEB野鳥図鑑で確認しています)

 英国生まれのバードウオッチングって本当に素敵でいい趣味だと思うわ。

お友だちのダッチオーブン部のメンバーたちが、よだれを垂らしてるのがわかるよ。
今年の夏にぜひ来てね!
ダッチオーブンも、BBQセットもしっかりメンテナンスしておきましたんで。



Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-05-31 05:41 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(0)

大人の林間学校 新緑の五月の森

 金曜日の晩から八ヶ岳へ。
森の緑が濃くなったから、少しばかりの月明りじゃ、鍵穴が見えないの。
森の様子が見えなくて、朝が明けるのが待ち遠しい。
 4時には目が覚めて、パジャマのままで森へ。
d0348118_15245110.jpg

 肌で、五感で感じる5月の森ほどいいものはありません。イングリッシュ・ブルーベルが可愛い花をつけています。
新緑がまさしく目にいたいほど鮮やかで、野鳥は営巣に忙しいのか、求婚か、素晴らしい名調子でさえずっているの。
 じっと森の声や空気に感性を研ぎ澄まして楽しみました。
d0348118_15232251.jpg


 やまぼうしには、真っ白な花が満開。
このブログの右カラムにあるプロフィールのアイコンが真っ赤なやまぼうしの実。
このコントラストが美しい樹木なのね。
d0348118_15253089.jpg

 白樺には、たわわに実がついて、細い枝は折れそうなほどにたれている。
d0348118_15255657.jpg


d0348118_1528412.jpg


d0348118_1527512.jpg


d0348118_1528279.jpg


d0348118_15284656.jpg


どれを見ても美しいね。
d0348118_15263343.jpg


 昨年、ポール・スミザーさんの店で買ったイングリッシュ・ブルーベル。
ロンドンには有名なこの花の群生地があるけど、八ヶ岳も気候が似ているらしくよく育つそうで、昨年の秋に50個を植え付け、可愛い花が咲いたの。
d0348118_15292162.jpg

 ところがね、一夜明けたら、こんなことに。

増えすぎた鹿が麓まで降りてきているとは聞いたけど、腐葉土でふかふかの花壇に踏み入れて、アナベルの花芽も食べちゃって、根まで抜いてしまってます。
d0348118_179392.jpg


d0348118_15295576.jpg

ブルーベルも全部食べられて、球根がぬかれた状態。

 しばし呆然でしたけどね、レイチェル・カーソンのセンスオブワンダーを思い出して、クールダウン。
自然との共生は、こういうこともあるからね。
d0348118_15312741.jpg

 今の季節の森の花々。

 近所をお散歩していたらこんな張り紙。
d0348118_15321087.jpg

里山の風景は、すっかり田植えがすんだ田んぼ。アルプスの北岳を望む。
d0348118_15324286.jpg

 ポール・スミザーは、八ヶ岳在住の英国人の園芸家。
有名なガーデナーはいっぱいいるけど、土地の生態系や、森の営みを大事にして、栽培種の草木よりもその地にもともとあった植物を背景に庭作りをしている人。ちょっとビオトープみたいで、こういうの好きだな思って昨年から片っ端から読んで研究してたの。
 作り込まれた観光の庭や、花畑、寄せ植えなどにすっかり気持ちが乗らなくなっていたので、本来の森の姿や、草木の姿にひかれます。

 カラマツを20本も切ったので、森の再生も大事と思っています。
昨年は自分の好きなシンボルツリーを中心に植栽したけど、今年は、従来、この近所の森の生態系にあった木を選んでみました。
 カツラ、ナナカマド、エゴノキ、クヌギ、コナラなどね。樹木についていた育て方のラベルに「エコ・ツリー 温暖化防止 チーム6%」の表示におもわず苦笑い。
d0348118_15331598.jpg


 30年後、私はもうこの世にはいないかもしれないけど、次世代が、このクヌギやコナラにやってくる昆虫(カブトムシやクワガタ虫)を楽しみにしてくれたらいいな。
木の葉をすり抜けた風は、もちろん存分に冷されているに違いありませんしね。
それでも、まだまだ木を植えるのは追いつきませんが。


Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-05-30 15:35 | 八ヶ岳スクラップ | Comments(2)

今週の愛妻弁当まとめ 2016年5月第3週 オキベンの幸せ

 携帯電話を忘れて、お昼休みに慌てながら、お弁当持って戻って来た夫。
「マンションの前に車を止めてあるから、見張っていて」と、5分でお弁当をかき込んで、飛ぶようにまたオフィスに戻っていきました。
d0348118_1032150.jpg

 それからは、朝の確認が必須。「携帯持った?鍵持った?お弁当は?薬飲んだ?」
要らぬ世話だと言わないから、しばらく続けてみようと思う。
d0348118_10322561.jpg


なんだか、居酒屋のつまみ弁当風になった日もあった。
d0348118_10332632.jpg


 子どものころ、何かの事情で母が不在の時の昼ご飯に、お弁当の作り置きがありました。
冷めないようにと、押し入れのお布団の間に挟んであって、お昼に押し入れを開けて、どの布団の間なのかと手を入れて探すのが楽しかったなぁ。
 今も、働くママたちは、学校がお休みで自宅にいる子どものために、作り置きのお弁当を用意するみたい。

SNSの投稿サイトで知った、今日はオキベンという表現。
テイクアウトや、持参しない、おうちに作り置きの弁当のことと知る。

 人間ドックの再検査で、いったお昼頃に家に戻るよ、もしかしたら病院へいってから食べるかも。
お昼の時間はわからない。
そんな風なオッファーだったから、わたしも今日はオキベンにしてみた。
d0348118_10341045.jpg

海老ふりゃ~いっぱい入り。

 今は電子レンジがあるから、オキベンもレンチンするんでしょうね。
ベッド生活だと、押し入れの敷布団の隙間というわけにもいかないし。
ちょっと楽しいことが減った気がする。今の子、残念と思うわ。


Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-05-29 10:21 | 愛妻弁当スクラップ | Comments(0)

惜しまれます、象のはな子さんと高山なおみさんのお引越し

 去年会いに行ったのが、最期になってしまいました。
娘が、初めて動物園の象さんを見たのが、このはな子さんでした。
まわらない口で「じょーさん、じょーさん」と何度も手をぱちぱちして呼んでいたけど、その時もすでに高齢でしたね。
d0348118_10155517.jpg

 去年の秋、動物園に行ったときにしばらく眺めいたら、
「象さんも高齢で毎日大変よ。
午後は出てこないんだよ。3時にはお部屋に入るの。
リハビリなんだかね?このところゴムホースで遊ぶのがお気に入りでさぁ~。」

 と、やっぱり長く眺めていたおじいさんが教えてくれました。

小さなお客様は、その時も、大きな声で、「ぞぉーさん、ぞぉーさん!」と呼んでいたよ。
タイからやってきて、戦後復興のストーリーいっぱいのこの象は、吉祥寺に暮らす人みんなのアイドルだったのよね。本当にお疲れさまでしたと言いたいです。
d0348118_1017039.jpg

 井の頭動物園のぞうさん弁当。

 久々に高山なおみさんの「諸国空想料理店 (ちくま文庫)
」を楽しく読み返して、公式サイトの「ふくう食堂」をのぞいたら、なんとなおみさん、吉祥寺を離れて神戸にお引越ししてしまいました。
 年齢も私の一つ上、いつも買い物する店も、利用されている図書館も、散歩コースも、好きなパン屋さんもずっと一緒で、「日々ごはん」も楽しみ、勝手にシンパシーを感じて吉祥寺に暮らすお隣の人みたいな感じでしたのに、すごく残念でたまりません。
 ご主人のスイセイさんと、山梨の山の家に暮らしはじめていらしたので、さらにそのあたりも楽しく読んでいたのになぁ。きっとすれ違っていたに違いないと思っていたし。

 勝手にお慕いしていただけなのに、仲良しだったお隣さんが、急にいなくなったようで、寂しい、寂しいと思います。吉祥寺のアイドル的存在のおふたりでしたから、急に寂しくなってしまいました。





Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
# by yukkescrap | 2016-05-28 09:58 | 大好きスクラップ | Comments(0)


小さな暮らしのスクラップブック


by yukkescrap

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ

全体
暮らしスクラップ
愛妻弁当スクラップ
八ヶ岳スクラップ
おさんぽスクラップ
小さな旅スクラップ
インテリアスクラップ
好きな本スクラップ
フォトスクラップ
庭仕事スクラップ
手仕事スクラップ
お料理スクラップ
記念日スクラップ
懐かしいものスクラップ
ファミリースクラップ
インフォメーション
大好きスクラップ
雑貨スクラップ
シネマスクラップ
わたしのこと
未分類

最新の記事

ちいさな手土産
at 2018-01-19 09:45
今週のパッチワーク ~ ”A..
at 2018-01-18 10:06
オーガニックブランケット
at 2018-01-17 17:51
今週のパッチワーク ~ ”A..
at 2018-01-15 07:41
お世話になるのも親孝行
at 2018-01-14 14:32

以前の記事

2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月

外部リンク

最新のコメント

> ay-worksさん..
by yukkescrap at 17:12
すでに他界している母の娘..
by ay-works at 14:05
> zeltinaさん ..
by yukkescrap at 21:18
> nql32743さん..
by yukkescrap at 21:16
こんばんは。 何故..
by zeltina at 21:06
こんばんは♪ 巣立..
by nql32743 at 20:55
> mayamaya_1..
by yukkescrap at 08:12
呉の蒲刈に友達が住んでい..
by mayamaya_1k at 00:10
> tokohouseさ..
by yukkescrap at 21:10
> touryounoi..
by yukkescrap at 21:09

リンクはご自由に

リンクはフリーです。


Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP

ライフログ

検索

タグ

(69)
(47)
(38)
(36)
(32)
(30)
(27)
(25)
(25)
(23)
(22)
(20)
(18)
(18)
(16)
(12)
(11)
(9)
(8)
(7)

ファン

記事ランキング

画像一覧

ブログジャンル

50代
ハンドメイド