2015年 11月 17日
お手本にしたい先輩たち -つるとはなー
まぁ、ちょっと落ち着いたお店だったけど、おひとりでもシャンとして背筋を伸ばして、スマホじゃなくて老眼鏡を下げ気味に、文庫本を開いたり、うーんと考えてからメモを書く人もいて、俳句でもひねっているのかしらと思ったりしていました。
カフェじゃない午後のこだわりの紅茶を出すお店には、午後の楽しみ方をよく知る人ばかりが集まるようで、ちょっと素敵な先輩たちを観察してしまいましたよ。
本屋に行って、創刊号が平積みになっているのがずっと気になって、見本誌を手にとっては、うーんって首をひねって買うのを躊躇していた「つるとはな
表紙を見ただけで高齢者向けの雑誌(?)にみえるから、こんなの読んだらすっかり年寄りになってしまうしれないと、敬遠もしていました。

でも、よくよく雑誌の案内を読んで見たら、編集長さんは、元マガジンハウスの岡戸絹枝さん。
そうOliveや、Ku:nelの。
そしてもう一人は、新潮ブッククレストの創刊をしていた松家氏。すごいねえ、販売方法も雑誌なのに書店買取なんですね。はぁ~こだわってるなぁ。なんたって広告がないのよっ、雑誌なのに。
創刊号は表紙の奥付に伊勢丹、2号には虎屋。たった1ページだけ。
マガジンハウスの雑誌で、ずっと育ってきた私。
新潮ブッククレストの海外翻訳ものも大好き。
「朗読者 (新潮クレスト・ブックス)
そんな編集のバックグランドがわかったから、もうレジへ直行していました。(笑)
きっとターゲットは団塊世代なんだろうけど、ほら、わたしちょっとおませなもんで、先取りしたいと思います。
ファッションリーダーではないけれど、ちょっと先行く人に聞きたいことは山ほどある。
いいコンセプトの雑誌だなぁ~、老いをためらわなくてもいいよねぇと自分に言い聞かせて。
素敵な先輩たちの話が聞きたくて、あぁ、いい本が出てくれたなぁって思う。
隅々まで丁寧に、じっくり読んでます。
そして、続きが待たれてたまらない雑誌になっています。3号はいつかなぁ?

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