2015年 11月 18日
湧き水さんぽ -オリエッティのはけの小径(小金井市)ー
いいなぁ~、こういう余裕のある働き方が理想だなぁと、ひとり言をいいながら…。
昨日も仕事仲間に「今までが、働きすぎだったんですよ、全然寝ていなかったでしょ?」と言われてしまいました。
もう無理しない程度に、時間にも余裕を持って、だらだらもして、帰宅時間が少々遅れてもいいんだしって。
武蔵小金井駅で降りて、気になっていた「はけ」を歩いてみました。
「小金井」って、「黄金にあたいするほど良い水が出るところ」という由来にもとずくのだそうです。
街には崖があって、この崖は断層とかではなく、武蔵野台地をその昔、多摩川が削ってできたところ。
その崖から湧き水があちこちに湧いて、小さなせせらぎもたくさん。せせらぎは野川になって、やがては多摩川に流れ込みます。
子育て中はこの武蔵野公園のくじら山なんかで子どもを遊ばせ、エスニックやロハスなフリマを楽しんだりしてました。小金井には仕事では何度も来ているのにこういうさんぽの時間が全然なかったのね。
大岡昇平の武蔵野夫人も知らなかったからね。このはけの小径が舞台のなのね。
最近では、映画の「借りぐらしのアリエッティ」の舞台になったところとしても人気だそうで。

六地蔵の黄金の水からおさんぽをスタート。

あちこちの湧き水。


武蔵野夫人の舞台になった旧中村邸の門。

はけの森美術館になっています。串田孫一展をしていて、琴線に触れる作風に驚き、哲学者の才能に目を見張ります。山岳小説なんていうジャンルも今回初めて知りました。今日は美術館のオーブン・ミトンといいうカフェがお休みで残念。

烏瓜(からすうり)を見たのは何年振りだろう。東京の郊外の栗林で見つけるなんて。

はけの小径。せせらぎをたどる石畳を歩くとアリエッティの世界に迷い込みそう。
小さな女の子が、小さな指でオシロイバナの種を摘んでいました。

♪ さざんか、ささんか咲いた道~っていう感じね。真っ白な山茶花。歌は赤い花だったのかなぁ。
小金井市は、江戸東京野菜の名所でもあるらしく、お野菜レストランもたくさんあって、伝統野菜の黄金丼フェアが近いうちにあるそうです。

東京の野菜は、練馬大根、小松菜、吉祥寺のウドくらいしか知らなかったけど、色々あるようで、そんな野菜のランチもいただいたりしてきました。
もう以前のような働き方はやめようって、散歩しながらつらつら考えていました。
人の役に立つのは、本当に喜びや励みになるのだけど、ときどきそれが行きすぎて、自分を見失いがちになっていたものね。立ち止まって、のんびり歩くのも大事。
のんびりが苦手なわたしにしては、珍しくのんびりなさんぽでした。

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写真はまだまだ初心者で、なかなか思うようには撮れなくて四苦八苦していますが、まぐれで上手くいったかなっていうのを選んでブログに。
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