2015年 11月 29日
英国アンティークのシルバー・ティーストレーナー
長年のインドの友人のY子さんが、毎年、素晴らしい芳香のダージリン(FTGFOP1= Finest Tippy Golden Flowery Orange Pekoe)を届けてくださるので、大事に日曜日の朝だけに飲む紅茶と決めているんです。
色々な茶園の茶葉をブレンドをしていない単独茶園の直送といいう贅沢な紅茶で、色はシャンペンカラー、香りはもちろんマスカットフレーバーです。
ロンドンに暮らす妹が、最近、すっかり英国アンティークに魅せられているようで、帰国した折に、こんな素敵な銀製のティー・ストレーナー(茶こし)をお土産に持ってきてくれましたので、早速これで。
さすがに紅茶の国だけあって、茶器は素敵なものばかり。(また行きたいな、近いうちにロンドン!)
今日のカップは、母の形見の古いノリタケです。
ティー・ストレーナーは日本で売られているものよりも、すっど耳の部分が大きいので、カップにもゆったりと収まりました。茶こしをいれる丸いカップもフォルムが可愛くていい感じです。高台つきっていうところがもエレガント。
ティーカップの縁が開いているのが紅茶用、まっすぐなものがコーヒーカップという定義を聞いたのはもうずっと昔。
今は、そんなことにはとらわれないで、好きなカップ&ソーサーや、マグカップで紅茶やコーヒーを楽しむ時代ですけど、伝統や格式を重んじる国では、今も広口に開いたティーカップで優雅に固いビスケットと一緒にお茶を飲むのでしょうか。
丁寧に、ポットも温め茶葉をいれ、沸騰寸前のお湯を一気にポットに注ぎ、ジャンピングをじっと待って茶葉が沈んだら、カップにそっと注ぐというインドの茶園のオーナーに習った英国式な淹れ方で。
朝ごはんのあとにも、もう一度おかわりを淹れて、日曜日の朝をのんびりを堪能しています。
お気に入りの道具がまたひとつ増えました。
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