2016年 01月 11日
冬木立さんぽ 万年青
iPadの気象予報の今日の最低気温が氷点下8度で、寒さにビビッてお布団から出られない山の家の朝。
じゃんけんしてストーブを点けに行く人を決めて、私は二連勝して部屋が温まるのを待つのだ。

すっかりの冬木立です。
夕日に染まる八ヶ岳は、赤黒くいつもより大きく見えるのは空気が澄んでいるからでしょうね。

甲斐駒ケ岳(写真右)と、北岳(写真左)もすっきり綺麗に見えます。

冬の枯れ果てた森の中に、いつも緑を保つのは、名前の通りに万年青(おもと)だけ。
森の中、さんぽの途中、あちこちに野生の万年青、濃い緑の葉、赤い実がたくさん見つかりました。

赤い実をつけて氷点下の寒さにも忍ぶように強いね。
古典園芸植物なんだとかで、家康も好んで育てていたらしい。

引っ越し祝いに持っていくとも聞いたことがああるけど。どうしてなのかしら?
庭に植えた日本水仙が良く育っていて、これも寒さに強い植物。

死に絶えたかのような森にも、小さな命が生きているのねと、きーんとした寒さを潔く感じて五感を研ぎ澄ますと色々なものが見えるのね。

写真には撮れなかったけど、夜空は素晴らしく、露天風呂から満点の星空をめでるのも冬の八ヶ岳の楽しみの一つ。
胸いっぱいに冷たい空気で深呼吸しました。
近くの富士見高原は、その昔サナトリウムがあって、胸の病気の人にはこの冷たくも綺麗な空気が大切だったことがよくわかります。
あぁ、でも寒い。
若いころは何とも思わなかった真冬の山の家も、だんだん冬は足が遠のくなぁ~。

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なんて素敵な山の姿なのでしょう!
冬の八ヶ岳の森の中、冷たい澄んだ空気が感じられます。
山の家での生活、朝の寒さはひときわでしょう。
雪は降っていないのかしら。
赤黒い山並みと百名山を目の前にしての生活
私もどのようなものなのか、想像して楽しんでいます。
野生のおもと、咲いているのですか!
私は、今の家に引っ越したとき、姉の義母よりいただきました。
荷物を入れる前の一番最初、何もない部屋の真ん中に万年青を置くと
火事を防ぐことができると聞きました。
おまじないなのでしょうが、縁起ものとしてうれしかったです。
ただ、その万年青も数年後には虫にやられてしまいましたが・・・。
水仙のにょきにょきと生えてくる様は、早春の高揚感を味わいました^^
嬉しいコメントありがとうございます。八ヶ岳ファンですものね。
おもとね!
本当に野生で、近所の森にいっぱいあるの。そうか火事よけなんですね。
お年寄りっぽい感じで、ずっと無視してきちゃったんですけど、荷物の最初っていうのもそうなんだぁって初めて知りました。
早春の高揚感なんて素敵な表現で嬉しくなっちゃった!
8年ちょっとぶりの東京の暖かいお正月開けはなんだかこの後の気候が心配になる程でした。
山の空気は綺麗なのでしょうね、写真の色合いが更に美しく感じます。
春に向け植物が逞しいこの時期は生命の力強さが森に見え始め本当にわくわくしますね。