2016年 02月 05日
建築さんぽ 自由学園明日館(雑司ヶ谷)
一時、存続の危機に陥った時もありましたが、素晴らしい改修ののち、一般公開され、コンサートやイベント、ウエディングホールなどとしても使われるようになっていました。
帝国ホテルの設計建築をした巨匠フライト・ロイド・ライトのその弟子遠藤新の設計の建物。
平屋建てのおおらかな外観は、生まれ故郷のアメリカ、ウイスコンシン州のプレイリーハウス(草原様式)と聞き、大草原の小さな家のイメージを思い起こしていました。
少女の学び舎にはぴったり。食堂の椅子やテーブルも建築家によってデザインされているせいか、レトロだけどしっくりいい感じです。
羽仁夫妻による自由学園の学び舎でもありますが、祈りの空間としても使われていたのがよくわかり、気持ちが平たんになるような空間。
池袋の猥雑な雑踏のその先に、こんな場所があったなんてね。
大きな窓のあるホールは、可愛い椅子が置かれてカフェにもなっています。
丁寧に作られた学園のJMショップの雑貨(可愛いおもちゃやベビー用品、スモックやエプロン、カードや小さな文豪具など)を見るのも楽しかったよ。
大人向けの公開講座もたくさんあるようで、いつかまたこんな校舎で学んでみたくなりました。
久々の東京さんぽ。ひきこもりからようやく脱出です。
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明日館、素敵ですよね。桜の季節もいいですよ。
うちの子供たち、こちらの小学校にお世話になっているので、身内びいきになりますが(笑)、もう少し暖かくなったら郊外の本キャンパスにもどうぞ足を運んでみて下さい。時々建築をみるキャンパスツアーやってます!