人気ブログランキング | 話題のタグを見る
NEW POST

26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて

 今から26年も前のこと。私が3歳児のママだった若いころ、小さな二人の乳飲み子たちが寝静まった夜中にチクチクして作ったお雛さまです。毎年娘が楽しく飾ってくれていました。
ドールハウスの典型的な楽しみかたでしょうね。
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15203464.jpg

 当時は、ジャカルタに暮らしていたので、よく材料をあちこちで探しては、ちょっとづつ。
ミスティックというバザールでフエルトをようやく買い求め、日本からのお土産にいただく和菓子の箱や、紐やリボンを使って作っています。
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15205961.jpg

 工作用紙なんていう気の利いたものもないから、マジックで黒く塗ったお菓子の厚紙に折り紙の金色貼って、リリアンと、刺繍糸で鼓や扇子をつくっていたりしています。
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15212616.jpg

 三人官女のお神酒の道具は、今はとうていこんな小さな手仕事はできませんね。
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15215234.jpg

今年もボンドで修繕しながらです。

 雪洞と金屏風は、浅草の小さな店で、一時帰国した、その昔に買い求めました。
黒い台座は、ジャカルタの出入りの大工さんトッカンカーユのおじさんが作ってくれたもの。
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15225334.jpg


26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15231433.jpg

 お人形さんたち、一体づつお顔や、雰囲気に個性が出てきた気がするのは、気のせいかな?
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15234335.jpg


 LOFTの季節のものコーナーの一角に、小さな雛道具だけを売っていて、思わず買い求めてしまいました。
ちょっと豪華になったかな?
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15241011.jpg

マッチ箱と大きさを比べてます。

 娘は、持ってくればよかったよと異国で嘆いていますが、ちゃんと雛あられお供えしておきますよぉ。
26年目の手作りお雛さま 新しいお道具を迎えて_d0348118_15243518.jpg

 もう作り方テキストの大高輝美のコロコロ人形―てるみの宝もの
は書店では売ってないね。
まだアマゾンで買えるようです。まだ作る人いるかしらね?
あちこち傷みも、シミもすごいけど、まだ当分手放せそうにありません。




Instagram
Instagram はじめました。
フォローは↑から。YUKKESCRAP
Commented by butanekoex at 2016-02-06 15:49
26年も前のものとは思えません。
丁寧な手作りの、細やかな作業に娘さんへの愛情がたっぷりです^^
ジャカルタでは、素材を揃えることも難しい中での工夫には
とてもびっくりです。
創意工夫は、創意無限ですね。
表情がでてきたお人形も、26歳の顔に見えます。
Commented by yukkescrap at 2016-02-06 17:35
>butanekoさん

♫楽しかった若かったころぉ〜って感じです。
もうローガン過ぎて、材料探しの根気や体力、こういうことは絶対無理ですからぁ。

確かに、何度もひっくり返るお内裏様は、老化してますね。笑

Commented by miekofrench at 2016-02-06 19:37
私も30年前に買ったお雛様、今でもアメリカで飾ってますが、
この手創りのお雛様、可愛くて、凄く細やかな手作業に凄いな~と見惚れています。世界でたったひとつのお雛様ですね。本当に素晴らしです。
Commented by yukkescrap at 2016-02-10 07:25
ありがとうございます。

異国でも娘の成長を見守ってくれるでしょうね。拝見したいです。大事なお雛様。
by yukkescrap | 2016-02-06 15:27 | 懐かしいものスクラップ | Comments(4)

小さな暮らしのスクラップブック


by yukke