2016年 04月 10日
大人の林間学校2016年春の部 ~ダッチオーブンで牛タンの塩釜焼~
今回のお題は、「ダッチオーブンで牛タンの塩釜焼を作ろう」です。

ギリシャに暮らしていた友人が、エーゲ海の塩、ローズマリー入りというのをお土産にくれたので、さてこれをどうやって使うかなぁというのも考えていたので、ばっちりよ。

アウトドア夫が、その昔、勢い込んで買ったLODGEのダッチオーブン。(なぜか大小2個もある)
大草原の小さな家に登場する幌馬車の後ろに括りつけられて揺られていた鉄鍋よ。アメリカ南部のカーボーイとかが、これでチリコンカーンつくったり、トウモロコシのパンを焼いたりする野外オーブンです。
ちょっと流行りのストーブとかルクルーゼにもにてるけど、もっと武骨。
鍋の底には、足もついてます。
牛タンには、メキシコの肉用ハーブとローズマリー、黒コショウをたっぷり擦り込み、エーゲ海の塩に卵白を混ぜて牛タンを包むようにしまして…。あとの始末がいいのと、取り出す時の便利さでアルミホイルをひいています。

新じゃがも皮付きのまま隙間に詰め込んで。

はい、あとは上手に炭をおこすだけね。薪でもいいけど炭の方が鍋の上にも熾火にしておけるのだね。
上から、下からじっくりオーブンクッキング。50分焼いて、一時間余熱で放置。

その間に、温泉でのんびりしてきましたわ。

できたよ。
夫は、「高級クラブのウイスキーのつまみに出てくる牛タンより旨い。」と絶賛。
どういう意味よ?って思っていたら、甲州ワインのあとに、スコッチ飲みたいからなんだね。ウイスキーによくあうお摘みだそうです。
私は、この比較がよくわからないけど、とにかく柔らかくてジューシーで言うことなしよ。
ジャガイモも焦げることなく水分もじっくり閉じ込められて最高の蒸し具合。
その昔、チキンを丸ごと焼いたり、スコーンやピザも楽しんだけど、ちょっと大人になって懐がほくほくの時はこんなリッチな贅沢もいいかなぁといいう大人の山小屋での遊び方です。
山小屋に行くときは、完全に「遊ぼうモード」になっていて、料理も掃除も、草むしりもアリ退治も、キツツキがあけた穴ふさぎも、家の修繕も…っそして掃除さえも遊びの延長と思っています。
セカンドハウスの維持管理はそんな事を考えないと、「えぇ~、上げ膳据え膳、掃除なんかいやだぁ、旅は家事から解放されたい」なんて思っちゃいけないのだよね。これが旅の楽しみとはちょっと違うところだね。

毎年、庭に芽吹くフキノトウを天ぷらにするといういつもの春の楽しみは、今年の暖冬のおかげで見事に撃沈。
すっかり花が咲いていましたよ。がっくり!
ところどころ誰かに摘み取られた跡があって、鹿かイノシシが食べに来たんだろうか?

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