2016年 06月 18日
森に棲む ~野鳥の観察 ~
英国人は園芸とか探鳥とか、自然と共に暮らすのがうまいのだろう。
日本にもそんな風流な探鳥は昔からあったのだろうかと思ったら、つい最近まで、カスミ網で捕獲した野鳥の鳴き声(ウグイスやホオジロ)の聞き比べをしたり、ヤマガラには芸まで仕込んでいたようで、野鳥の愉しみかたも様々だなと思ったりしている。
子どもたちが、「子ども鳥博士」という野外活動に行っていたころ、私も夫も、おじいちゃんまでがすっかり探鳥の愉しみにはまってしまったのだ。
それ以来、どの国へ暮らしても野鳥が気になり、数年前には、コスタリカでケッツァールのバードウォッチングをしてしまったほどの探鳥好きなのだ。

日本の里山にもたくさんの野鳥がいて、冬の方が森の葉っぱが落ちて見つけやすいのだけど、私がここに居ることを知らずに、すぐそばまでやってくる小さな野鳥たち。
夏はとってもせわしなくて、カメラで捕らえるのが大変。
それでも、おみくじをひいたりする芸事が得意なヤマガラがまずは最初にやって来た。
餌代でも置けば、習慣を学ぶのが得意な鳥なので、きっと繰り返しやってくるだろう。

バードウォッチャーに人気のキツツキ類。赤ゲラは見飽きるほどやってきて、軒下に穴をあけてくれたが、今日は、10羽ほど群れでやって来たコゲラが、一時間ほどぞんぶんに遊んで行ったよ。


これはエナガだろうと思う。

望遠レンズでギリギリの捕獲なり。
一日じっとデッキに陣取り、バードウォッチング三昧。至福の時間なり。

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