名古屋駅から、名鉄線で約30分。岡崎市のあいちトリエンナーレ会場を目指します。
いいお天気!私は、フリーパスチケットを買ったので、駅で無料のレンタサイクルの利用ができました。
まずは、オープンエアー会場の籠田公園で、ジョアン・モデのNet Projectへ。名古屋市美術館にもあった参加型アート。
有機的、集合的なアートの形。なんだかいっぱいの愛情感じます。
私もオレンジの糸で参加しちゃおう。
岡崎会場には、岡崎の食のテーマを古民家でという発想の元、ご当地自慢の八丁味噌や、器、スパイスなどの香、タイルの産業などを展示した重要保存建物の石原邸へ。
素敵な古民家の中のアートで、私の大好きな感じのもの。
もう一つ、気になっていたのが、私の第二の故郷、インド・ムンバイのアーティスト、Shreyas KARLEの作品。
ムンバイのマリナンポイントの古いビル街を思わせるような商業ビルそのものをアートに。
戦後に建てられたモダニズム建築のビルですが、この建物だけでもググっときちゃう。
こういうビルがいっぱいのムンバイだったから、私は郷愁も感じちゃうの。
インドも、日本も、欧米の建築や文化の影響を受けながらも、その国らしい暮らしや思想があるというものでした。
周辺の地理、歴史、文化を視覚化する。
解説ファイルを渡されましたが、さすがインド人アーティストだけあって、難解。
きっと思惑や、哲学をテキストにもしたのでしょうか、見て感じる感性の説明があまりにも難解すぎて…(涙)
ムンバイに居た時に感じていた、インド人の思考の深さを、また、まざまざ感じずにはいられません。
でもよくわかるのは、新しい土地に暮らす時の感性というのは、きっとこういうことだよねと、いろいろな国や歴史や、文化を背負ったところに暮らして流れてきた私は、すごく共感する感性でもありました。
いやぁ~、岡崎はどうしようかと思っていたけどね。行ってよかったわ。
これはやっぱり豊橋会場にもいかなくちゃでしょうかね。アートが止まらないぞ!

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