秋の夜長とはよく言ったもので、晩ご飯を食べ終わると、すっかり日も落ちて虫の声を聴きながら、窓をちょっと開けてお月さんを眺めます。その窓辺で本を読む。
子どものころから、この季節のこの時間が一番好きな読書タイムです。
この秋に出会った高野文子さん。
あまりコミックは読まないのですが、出版社のせいもあるのでしょうが、本屋さんでは、コミック売り場じゃなくて、書籍の棚や、文庫本コーナーに交じって置かれています。
「るきさん」は、読了後に3冊も大人買いしてしまった文庫本。あの人にも、あの人にもと思った本だからです。次に会う時の手土産にしたくなるような何とも言えないいい作品なのです。病気で入院中の友人にも早速届けたいなと思います。私は病気のお見舞いは愉快でセンスのいいコミックが一番と思っています。自分がいただいてすごく嬉しかったからね。
登場するのは、30歳を少し過ぎた、天然でちょっと浮世離れしたオリーブ(ポパイの恋人の)みたいな細いるきさんと、姉御肌でおしゃれなバリバリキャリアウーマンのえっちゃん。主人公はるきさんなんだけどね、えっちゃんにもシンパシーを感じます。
実は、買ってからすでに4回も読み返しています。極上のユーモアとセンス、色彩。ストーリーを追うだけでなくて、二人の部屋や、セリフにはない動きにも引き付けられてしまうので、4回読んでもまた、開きたくなるのよ。
何度も読むから、お寿司屋さんで、テーブルに置いたら、こぼしたお醤油で表紙を汚したわ。ちょっとるきさんっぽいな。
他の作品も気になって高野文子作品を。不思議です。どれもがタッチも作風も全然違うの。すごい作家さんに出会ったわってびっくりです。
秋の夜長には、ジャンルを問わず、いろいろな活字を手にしています。
そうそう、面白い雑誌にもであって、これはお仕事用の資料で読みました。感想は、こちらにアップしました。
お暇があれば見てくださいね。

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