山小屋に来るたびに書き留めてきた「八ヶ岳日記」
特別な感想や、思いを書くのとは違い、滞在中の出来事、食べたもの、山小屋のために買い備えたもの、到着時間や、天気、周りの自然の様子などの滞在記録を書き留めています。
1994年4月からノートは、このお正月で7冊目になりました。
ノートを新しくするにあたって、夫と最初の日記を少しだけ読み返してみたら、
そこには、若くて元気な30代の私たちと、小さな子どもたちがいて、すっかり忘れていた出来事や、
あの頃の節約の工夫の献立や、小さな家族の当たり前の幸せが見つけられて。
ちょっとこそばゆくて、もうちょっと年を取るまで、全部を読み返すのは保留ね。

いつもながら、誤字いっぱい。「抵抗」ってかけてないじゃん!(恥)
最初の年(1994年)は、横書きだった。
山小屋日記は、滞在記録の忘備録のつもりだったけど、いつの間にかファミリーヒストリーになっていました。
日記をつけている人は、きっとたくさんの出来事を刻むでしょうし、辛い事や悲しいことも、頑張ったことや、嬉しいことも書くのでしょうが、ここには、そういうことはなくて、ただただ山小屋での暮らしがあるだけです。
昔はずいぶん几帳面な文字だったのねと、自分の文字なのにちょっと不思議。
日記は、そっと本棚の奥においてあるけど、息子が来ては読み返している様子。
他人に見せるものではないけど、今では家族の大事なものになっていて、今年もやめられません。