都市部の大雪はニュースになって、いつも大騒ぎだけれど、雪国の人は毎年じっとこの寒さと雪の不便を耐え忍んで暮らしているんだよなぁと、自分がようやく経験して思いを馳せます。
雪は美しいけど、ともに生きるのは大変だわ。辛抱の足りない私などは、少しの雪でもすぐにへこたれてしまいます。
じっと家にこもって、ここ数日。
昨年から編みだめた雪の結晶のモチーフを、ジグザグの細編み3目で、もくもくとつなぎます。
もくもくと降る雪を眺めながら。
バーゲンで買ったカシミアの風合いと暖かさにほっこりしながら、編んでいても気持ちがいいの。
雪の日にはもってこいの手仕事だなぁと思います。
これも、ブログで知った編み図を参考(
こちらの編み図を参考)にさせていただきましたが、「根」が凝り性というか…。
はまったらトコトンのタイプなので、図書館から雪の結晶のモチーフ編みの本をたくさん借りてきて、北欧や寒い国の人たちの手仕事を眺めています。
羊毛の発達した北の国らしい雪の結晶というモチーフ。
雪国の人は、やっかいな雪と上手に付き合いながら、伝統的な手仕事にその美しさを長くためてきたのでしょうね。
型紙にあてて、丁寧にスチームをして、四角く形を整えてからつなぎました。
途中経過をみた娘から、「大事するから私に頂戴」と言われて、ちょっと嬉しい。
わたしの手仕事を喜んでくれる人がいることがね。
ブラケットを編みながらコトコト煮たウズラ豆をいっしょに入れて送りたいとおもいます。雪は、やむかなぁ〜。
煮崩れ寸前で柔らかすぎちゃいましたけどね。
歯ごたえある豆が好きな娘にはちょっとかもなぁ。