名古屋に暮らしはじめて、一番楽しい小さな旅は、窯元めぐりです。東海地方は有名な窯元がいっぱいだからね。
瀬戸、赤津、土岐、多治見、常滑とずいぶん回ってきました。
今回は、伊勢湾の向こう側、名古屋駅から近鉄で、三重県四日市市の萬古焼きまつりへ。
わたしは、長いこと常滑焼と萬古焼の急須を同じものと思っていました。
伊勢湾を囲む愛知県の常滑市と、三重県の四日市の急須は、ぜんぜん違うということを、じつは最近知ったのでした。
萬古焼は、みんながよく知る土鍋の生産で日本一(約9割を占めるそうです)。見覚えのある土鍋ですよね。
ほかには、急須、蚊やりのぶーちゃんも有名ね。
今回は、日本茶を毎日最低3回は愉しむ我が家の日常に使う急須探し。
湯冷ましで丁寧に冷まして、美味しくお茶を淹れる夫のこだわりは、半端ないのね。
いつもは、常滑焼の急須ですけどね。萬古焼もいいよね。常滑ほどこだわらないざっくりした作風。まさに日常の器。
左利き用のお急須。
若い作家さんのこんな作品も好きだわ。
帰路に、四日市名物の「トンヤキ」を。
豚肉をウスターソースで、甘辛煮した名物ですって。
私よりも、最近はずっと陶器市を楽しんでいる夫。
今回も、ぐい飲み、焼酎グラス、蕎麦ちょこと男の道楽とも言えそうなお目当てを手に入れて喜んでいました。
それにしても、すごい人です。
四日市はね、工場コンビナートを巡る夜景クルーズっていうのも最近ブームなの。
次回は、伊勢湾から行ってみたいと思います。

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