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驚き桃ノ木山椒の木の醤油漬け

 先日、ぬか床用の山椒の実を買い求めて、ひとりほくそ笑んでいましたけどね。
あちこちのブログやツイッターで、山椒の実の塩漬けとか醤油漬けとかを拝見して、俄然、わたしも挑戦しようと思いまして。
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息子は、すっかりぬか床のお世話をお嫁ちゃんに任せているらしいのだけどね。お嫁ちゃんも、さっそく山椒入れてみますって。

 わたしの大好きな本に、アーサー・ランサムの「ツバメ号とアマゾン号 (アーサー・ランサム全集 (1))」というイギリスの児童書があります。
超有名な英米児童文学の神宮輝夫さんの名訳に、いつも「驚き・桃ノ木・山椒の木」という驚いたときの表現訳があって、私はそのたびにロジャーの暮らすイギリスにも桃ノ木や山椒の木があるのかしらと気になって仕方ありませんでした。
ファンタジーの児童文学が好きじゃない子ども時代に、このリアリズム満点の本格的な児童文学に読みふけりました。
兄弟たちの休暇、ヨットとキャンプの冒険小説にすっかりはまり、父がお給料日に買って帰ってくる岩波文庫のこのシリーズ12巻を、毎月首を長くして待ち遠しくしていたのだ。
ただね、この訳が登場するたびに、なんだかねぇ…と。神宮輝夫さん、翻訳にも時代があるよねと思うのよ。

 だから、山椒のことを思おうたびに私には、この「驚き・桃ノ木・山椒の木」というロジャーがつぶやくフレーズがよみがえる。
今の子は、そんな表現知らないよねと思ったら、NHKのにほんごであそぼでは、ちゃんと歌ってるじゃないの。
それも続きがあるのね。

 ♪ おどろき もものき さんしょのき
   あたりき しゃりきよ くるまひき

 ♪ なにが なんきん とうなす かぼちゃ
   おそれいりやの きしぼじん・・・・・。

 地口っていうのね、韻を踏んでますね。
寅さんの口上にもこのフレーズが出てきますよね。
驚き桃ノ木山椒の木の醤油漬け_d0348118_16515917.jpg
 山椒の実は、よく洗ってから、塩水で茹でて、小枝を丁寧にのぞきます。こういう仕事嫌いじゃないのよ。
ピリッと辛い山椒の塩ゆでは、半分を冷凍、半分を醤油漬けにしました。

 山椒のぴりり!とした刺激は、口の中でさわやかに弾けます。なんだかいい仕事したなぁとか自己満足の本日。
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気になっていた締め切りの仕事も早々に片づけたから、しばらくまたのんびり。
嫌な宿題は、早めに済ますにかぎるね。


Commented by nql32743 at 2017-06-02 18:30
こんにちは♪

yukkescrapさんが作ると小枝まで美しい^^
これで1年、楽しめますね^^

良い仕事したなぁっていう満足感!
ものすごく共感します^^*
Commented by yukkescrap at 2017-06-02 18:50
> nql32743さん

ありがとうございます。
刺激いただいちゃって、私も励みました。

あちこちググったら、小枝にアクがあるんですって。
そういう事が判ったのは、茹でた後だった。
次回は、小枝を除いてから茹でて、アク抜きの手順だなぁって思ってるの。

楽しみ、楽しみ。
Commented by renchiyan3 at 2017-06-03 04:57
おはようございます
山椒の実むしり大変ですね 嫁さん魚焚くとき山椒いれて焚い
ています 美味しいですよ
Commented by yukkescrap at 2017-06-03 08:26
> renchiyan3さん

はい。実をむしるの大変でした。ローガン鏡でなくて、拡大鏡かけましたよ。
お魚にあいそうですね。次回ためしてみますね。

昨日は、豚の角煮に入れてみたら、旨い!のでした。
by yukkescrap | 2017-06-02 17:00 | お料理スクラップ | Comments(4)

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