小さい人と森遊び

　小さな鈴が鳴るような可愛いおしゃべりの声が耳から離れません。

小さな人が、森の山小屋に遊びに来ました。

「さぁ、ブルーベリーにいくわよ」と朝から、大好きなブルーベリー摘みを楽しみにしていたHちゃん。

わたしも誘われ、近所の農園で一緒にブルーベリー摘みに興じました。

　ブルーベリー大好き娘は、まだ３歳。

一緒に温泉に行ったらね。

お風呂が今はイヤイヤ期なんだとかで、眉根を寄せて、じっと湯船を見つめていました。

そういう時期もあるよね。

　お供でね、20年ぶりくらいに行ってみた小淵沢の「えほん村」。

アリスになったような素敵なところだったんだと、わたしの子育て時代を懐かしく思い出したりしました。かくれんぼです、可愛い、可愛い。

お庭もとっても可愛いのよ。

えほん村のお庭には、はやくもワレモコウ。

　「すてきなおうちね。」「つめたいねぇ。」「おいしいね。」と可愛いおしゃべりの声がわたしの中でリフレインします。

どうぞ、どうぞ、また来てね。

帰ってしまったら、あの鈴のような可愛い声が遠くになって、ひっそりと寂しい部屋。

遊んだおもちゃが、デッキ・チェアーのクッションの下から出てきたの。そんなこともたまらなく可愛い。

小さな人との素敵な時間でした。

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