「エクステリアが、本当に素晴らしいのよ。手づくりの男の隠れ家もあるのよぉ。」と、GREEN WALKの奥さまが、大絶賛。
初対面にもかかわらず、Uさんのお庭も拝見することになりまして。
わたしが、「うちの庭は、雑木の陰で日当たりが悪くて…。」と嘆いたら、
「うちもそうですよ。でも逆にその特性を存分に活かしてますね。」と。
エントランスからすごいです。
わぉ、切り株を活かした門柱のグリーンアレンジです。(でも住所も入っているから、門柱の写真はなしね。)
本宅の裏庭にこしらえた隠れ家のBarです。
ご近所のちょい悪(?)親父が集まるんでしょうかね?
最近創刊された元LEONの編集長のシニア向けファッション雑誌GG(ゴールデン・ジェネレーションの男性ファッション雑誌)。
そんな雑誌に特集されそうな男の隠れ家です。
なんたって、電気工事まで、全部手作りですよ。漆喰も良い感じでした。
小径のアーチにつたうのは、ホップ!
そうです、おじ様の大人気クラフト・ビール作りのためですね。
なんてかっこいいんでしょう! 薪小屋さえもオサレです。
お庭ってお花がいっぱいの女性っぽい庭が多いけど、日陰の薄暗さを存分に活かしてグリーンの濃淡、葉っぱの形状をふんだんに活かした庭も素敵です。
グリーンに合わせたアンティークの海外雑貨も庭のあちこちにちりばめている。なんとも男らしく渋いですね。
それでも満開のユリが、玄関わきのブリキのバケツに何気なく活けられていて。
心憎い演出ですねぇ~。まるで私が訪ねて行くのを待っていたかのような佇まいです。
手づくりのピザ釜もありました。温度計付き!
ダーツや、ゴルフのパターを練習するグリーンも…。
バードフィーダーも、まるで海外の庭のようです。
コスタリカあたありロッジみたいだなぁ。ハチドリが飛んできそうです。
隠れ家を絵に描いて、それをフレーム。
そして植栽に。すごすぎるねぇ。アートもちりばめられています。
白樺と車輪、根元の植栽のバランスの妙! 「パーゴラってもとはイタリアなんだよね。それがアメリカに伝わって、エクステリアを飾るようになったんですよ。」と教えられました。手前のバードバスがこれまたすごく素敵な青銅色ですね。山あじさいと見事なマッチング。
草刈した草を集めておくコンポスト。壊れた風レンガの積み方までもが、素敵ですね。
自作のウッドデッキや、素晴らしい薪ストーブ、実は、Barの中まで拝見してしまいました。
フェンスのガードの針金もこげ茶色に塗られているんです。
そしてなんといっても、随所に遊び心が満載ですよね。
海外生活も豊富、豊かな人生経験と、趣味の良さ、深い教養。手作りで、細部にわたるこだわり。「大人の男の庭」という感じです。
趣味が広く深く、人生を楽しむ姿勢。雑木の庭に、その人の豊かな人生をみるような思いがしました。
おじさまのセカンドライフのかっこよさにクラクラしてしまいました。素晴らしいなぁ、こういう大人の庭作り。
急に伺ったのに、庭の設えの完成度の高さと、何気ない心使いが施されていて…。
この後、どなたか訪問者がいらっしゃったでしょうか?そんな感じでもなかったんですけどね。
なんだか、ちょっと利休を思い浮かべましたよ。
Uさん、本当にありがとうございました。
そして、この後、またまたUさんのご紹介で、さらに近所のお庭をご紹介していただくことになったのでした。
続く…。