夫が新聞記事(たぶん日経の暮らしのページかな?)で見つけたお醤油差し。
夫は、いい「道具」をみると、とたんに欲しくなってしまう人なのです。
最近は、モノのできる過程や、作り手の心意気、デザインの工夫までの試行錯誤など、モノができるあがるまでのストーリーがあると、ちょっと高いかなと思ってもそこに対価を払うのも粋なもんじゃないかと思える大人らしいもの選び、買いかたをしてしまいます。
たっぷりショーウィンドーの端から端までを買う大量買いの「おとな買い」ではなくて、
選ぶ目やストーリーを知って、モノを買うことを「おとな買い」と言いたいよね。
はい、そいういうことで…、ほしかったお醤油差しですよ。
ちょっと高いです。お財布を広げず、デパートのポイントが溜まったので、手に入れましたよ。
ずばり、液だれしないというフォルムの繊細なクリスタルガラスのお醤油差しです。
醤油差しには、こだわりがあって実家でも使っていたこの醤油差し。(画像、右)
同じものを母が選んで、嫁ぐときに同じものを持たせてくれたカットグラスの醤油差し。こちらは、750円くらいです。
30年間の間で、きっと7回くらい同じものを買い替えて、これ我が家のシンボリックな卓上アイテムでしたけどね。
ジャカルタにも、インドにも、メキシコにも行きました。たぶん私の娘も同じものを使っています。
たしかに、いい感じの注ぎ具合。液だれしません。
桐の箱入り。良いお品ですね。新しい生活をスタートさせようとする人への手土産としてお使い物になりそうです。
奈良のかやぶきんの店、中川政七商店で買い求めました。
我が家の住まいと暮らし