薪ストーブ用の大きな薪小屋です。
最初は、「そんなものは要らないよ。冬に来るって言ったって、月に数度。薪の買いだめは、要らないだろう。」と言ってましたが、やっぱりね。
ほら、乾燥備蓄が必要ですから。
「軒下の壁に小屋根でも作って積んでおくか?」と安易に構想してましたら…。
子どもの頃から暖炉やストーブ生活だった薪割りが必須という国で育った婿さまが、
「薪は、家に直接つけて設置してはいけないんだよ。家に焚き付けして欲しいと言わんばかり。安全面で、家から離して作った方がいいって、おじいちゃんから厳しく言われて育ったんです。」というではありませんか。
なるほどね。
乾燥の激しい所は、こういう配慮も刷り込まれているんですね。
…と言うことで、急きょ薪小屋を作ることになりました。
ブロックで土台。なだらかに傾斜のある我が家なので、水平を確認しながら土台を設置。
廃材や残りのありあわせでパパっと土台を組んでしまったら、もうあとは早い、早い。
夫婦で揃ってオーバーオール姿。これ彼の育った田舎のファミリー・ユニフォームです。
わたしも参加。
どんどん組み上げちゃって、ベニヤで屋根を貼り、アスファルトシングルを打ち付けて、防腐剤を塗り、なんと!半日で完成。
いやぁ、DIY大国に育った人とはいえ、このお手並みのすごさは半端ない!
あとは、ストーブ屋さんの配達の薪を待つばかり。
今年、自分で割った薪は二年の乾燥が必要で、暫くは、乾いた薪を買うことになります。

近所のホームセンターでは、完成した薪小屋を9万円で販売してました!大工さんに注文したら、きっとそれくらいするよね?
我が家の薪小屋、材料費は、屋根材のアスファルトシングルも入れて、12,000円なり。
婿さま、Good Job! お疲れさまでした。
ふたりの休暇は、こんなことに燃えていたので、紅葉もろくに観に行かないまま、DIYだけで過ごしていたわ。
楽しそうだからいいけどね。いっつも一緒に何かをしている仲良しカップルですから、一緒にペンキ塗るだけでも楽しいらしいわ。