今日からいよいよ本格的な仕込みです。
乾物類を戻して、時間がかかる料理から。
身欠きニシンをお米のとぎ汁に漬け込み、スルメを煮切ったお酒に浸して。
数の子の塩出しもしなくちゃね。
ご祝儀大根というナマス用の大きな大根。包丁をよく研いで、丁寧に刻みます。
半分は、柚子風味の紅白なます。あと半分は、胡瓜、蓮根、中華クラゲを入れた五目なます。実家の母から伝わる料理方法です。
今年3度目の黒豆。
いつもは関西風にふっくら茹でて砂糖蜜で何度か冷まして含め煮しますが、今年は歯ごたえを残して、最初からお醤油と塩を落とした調味液に漬け込んで、関東風に煮てみました。
小豆は、黒糖のお汁粉に。これは夫の郷里のお汁粉の味です。
35年目になったおせち料理作り。
おせち料理は人気がないと聞くけど、我が家はみんなが私のおせち料理を楽しみしていてくれます。
心持ちも基本に立ち返って、家族の健康と幸せを心から願い、新しい年神さまを迎えるべく、粛々と祈りながら私が出来る精一杯の準備をしているところ。

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