インフルエンザに罹った息子を3日ほど我が家で隔離してました。
諸事情あって、自宅に帰れない息子を、出張中の夫のベッドに隔離です。
スポーツドリンクとミカンをたっぷり。
消毒用のエタノール・スプレーなどもたっぷり買い込んで迎え撃つ。
彼が触れたドアノブやら、あちこちを消毒します。
病院じゃないから、自宅で、エタノールの消毒っていう習慣はありませんでしたけどね。
アメリカ人の婿さまが、こういうのをすごく気にするので、
「日本人って衛生好きだけど、みんなそこまでしないよぉ~。」って軽く受け流してましたが、感染症には、大事な手当てだなと改めて認識してます。
赤ちゃんとかいるお家は、いまこういう衛生の手当て(患者が触れたものを消毒する)は当たり前の常識なのだろうか?
48時間すれば菌が死滅するからという点滴を受け、そのままベッドに入って、死んだように2日間寝てました。
体が丈夫だけが取り柄のような息子。ちょっと過労が溜まっていたようで、予防接種をしていたのに罹患。
小・中・高校と、皆勤賞の息子の病気の看病ははじめてかもしれないなぁとか思っていました。
食欲はあるし、若いから三日目には、寝すぎて身体が痛いと言いながら、帰っていきました。
ついついお節介したくて、コロッケを揚げて、パウンドケーキを焼き、先日作った柚子のジャム。
野菜もたっぷり持たせてしまう母です。
先日、知人が、
「お正月に、お婿さんや、お嫁ちゃん、お孫が遊びに来てくれるのは嬉しいけどね。
お布団干したり、カバーを洗ったり、三食の食事の世話で、つい張り切りすぎて、あとが大変よね。
でも、こういうのも嬉しいよね。来てくれない、頼りにもしてもらえないと思うと、寂しいものね。」
と言っていました。
自分の親も、こうして実家に帰る子どもを、大変、大変と言いながらお世話してくれたのでした。
ときどき、こういうお世話も悪くないですよ。
頼りにされるのは、親としては、「やれやれ、困るわぁ。」と思いながらも、やっぱり嬉しいものですものね。
息子は、「かーさん、サンキュー。元気になりました。また頑張るわぁ。」と言い残して帰っていきました。
そしてベッドパッドや、掛け布団カバーをいそいそ洗いながら、「お世話になるのも親孝行だよ。」とつぶやいてみたりしています。
元気でがんばれ!
親はずーと我が子の応援団なんですよね。
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