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古いものを受け継ぐ 〜裁ちばさみ〜

主人の大叔母(80歳)が、3ヶ月の闘病を終えて、ようやく退院となりました。
一人暮らしの住まいを、病後も(色々出来ないことが増えたけど)安全に、安心して暮らせるようにと身辺を整えるために主人と一緒にプチリフォーム。

二階にあった使い慣れたセミダブルのベッドや整理ダンス、ドレッサーを階下の部屋へ移動。カーテンを付け替えたり、電源ケーブルの増設やらの手伝いです。

長く姉妹で洋裁店をしていた時の階下の仕事部屋は殺風景で、叔母はずっと階下で寝ることをためらっていましたが、私の本領発揮のお片づけです。
「驚いた、こんなに綺麗で素敵な部屋になるなんて!」と、大喜びしてくれました。

使い慣れた家財道具で、再びの再構築。喜んでいただけて良かったです。

長いこと時間が止まったように放置していた仕事部屋の古い足踏みミシンを廊下に出し、たくさんの裁縫道具や、物差し、たくさんの丸いアイロン台も片づけて。そんな時に出てきたのがこの裁ちばさみ三丁。

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戦前からの街の紳士服の仕立て屋から始まり、叔母の代になって婦人服の洋裁店をずっと支えたはさみです。
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「裁ちばさみ、要らないなら私がもらっても良いかしら?」と聞けば、使う人にもらってもらえるならということで、私のところへ。籠も古いけど一緒にね。
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柳の小さな行楽は、ぬるま湯でそっと洗ってみる。
あのちょっと古くて埃臭い洋裁店の仕事部屋の匂いがしました。
よく乾かしたら、四隅を小布で補強してみようかな?

長い歴史を閉じていい道具も散ってしまうのが惜しまれますが、余生には、愛着のある仕事部屋をリメイクした寝室で穏やかに暮らしてくれたら良いなと思います。

研ぎ屋さんを探して早速はさみ研ぎに出しましょう。





ほっとフォトコンテスト





by yukkescrap | 2018-02-27 13:21 | 暮らしスクラップ | Comments(0)

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