昨年ハマった高田都の「みをつくし料理帖」シリーズ。
時代小説を読むなんてお爺さんの趣味かと思っていましたが、
チャンバラも捕物も出てこない江戸のお話は、こんな小粋で楽しい小説舞台もあったのか!と開眼にもなりました。
呉服屋に嫁いだお嫁ちゃんの大店再生女性起業家江戸版のお話で、たまらなくそそられるんですよね。
5巻目の早く続きが読みたい思えば、遅筆の筆者は、この後はまたみをつくし料理帖の特別篇に筆をおくらしくそれはそれで楽しみだけどね。
遅筆の筆者には悪いが、読む本がなくなる渇望感が拭えず同じハルキ文庫の時代小説、中島要さんの呉服小説へ。
こちらは、悉皆屋のイケメンをめぐる和服リメイクが、小説の小道具ですよ。
すでに10巻まで発刊されているので、しばらく新・時代小説の渇望感は避けられそうです。
登場人物を深く描き混んでいる高田都さんと比べると、ずっとエンタメ性が高くて、登場人物も軽めなのですが、何しろ悉皆屋という着物のリメイクが続々登場するので、興味は尽きないのです。
ここしばらく、引っ越し祭りで、身辺整理に励んでブログも放りっぱなしでいますが、間違いなく「きもの熱」が再発しました。

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