三年前に妹から「おじいちゃんのサボテンかぶ分けしたからもらって。」と、父のサボテンがやって来た。
うん?お父さん、サボテンなんか育てていたのか?と首をひねるも、おじいちゃんのというのだから、晩年そんなこともしていたのだろうか?
メキシコで、珍しい種や多肉を楽しんだわたしは、ちっとも楽しくない平凡なサボテンです。
だれにも、喜ばれそうにないルックス。
ごくごく普通のサボテンで、お留守がちな娘夫婦の過酷な水切れにも耐えに耐えて、今年も花を咲かせました。
そろそろ鉢がきつくなっていたので、かぶわけです。
溜まった缶の底を缶切りで穴あけして、分けてみたよ。
実に地味なんだなぁ。
親株1。
親株2.
子株たち。
可愛くないけど、なぜか愛おしいのだよ。