絵本劇場第2弾は、 文豪トルストイ原作の
3びきのくま (世界傑作絵本シリーズ)です。
息子が小学校1年生の時、クラスにロジスキー君というロシア人の坊やがいました。
遊びに来てねと言われて、編隊レンジャーおもちゃをたくさん持って出かけたら、ロジスキー君は、ご自慢の「石」を机の引き出しからたくさん出して見せてくれたそうです。ロジスキー君には、鉱物収集の趣味があったのね。
息子には、生まれて初めて、人類の多様性を目の当たりにしてびっくりした出来事だったようです。
初孫・若さまが大好きな「いないいないばあ」の絵本のクマさん。
マッチョでちょっととぼけたクマさんを自作したら、それが大うけ。
実は、友人知人からたのまれて、オーガニック・リネンのクマさんをその後、7体ほど作って差し上げました。ちびっ子たちに可愛がられているようです。
肩から背中のライン、マッチョな後姿の感じがたまらないというファンもいるのよ。その様子は、過去のこちら(
へたれなくまさん)にあります。
そのころからね。
ウールの季節になったら、3びきのクマさんを作ろうと構想を考えていたの。
箪笥の端っこにあった、買い置きの茶色のウール地にハリスツイードの端切れでベストとズボンを。

シッポもあるよ。

ベストは、ムチムチって感じにしてみました。

今回もローライズで。

ちびくまちゃんは、おしりをムチムチって感じに綿を詰めています。
ファミリア・チェックでスカートを。金色ビーズでネックレス、残りの木綿レースでエプロンも作ってみたよ。
スカートをめくってシッポもお見せしちゃうわ。
文豪トルストイ原作の絵本には、
おとうさんぐまで、なまえは、ミハイル・イワノビッチ。
ちゅうくらいのくまは、すこしちいさくておかあさんぐま、なまえは、ナターシャ・ペトローブナ。
ちいさなくまのこは、ミシュートカです。
…とあって、お話にはこの名前が何度も登場して、こどもたちはすっかりロシアの名前に引き込まれていく絵本です。
わたしも、なんども、なんども読んだわね。
小さな女の子の役は、マトリョーシカちゃんにお願いします。これは、主人がその昔、ロシア出張に行ったときに買ってきてお土産です。
なかなか良い配役よね?最後に逃げ出す、やりたい放題の女の子です。
寒い夜には、お布団にすっぽりくるまってこういう絵本を読んであげたいなぁ~。
あぁ、製作中は、とっても楽しかったのでした。3日かかったよ。
今回は、小さなボタンやビーズもついているので、若さまがなめなくなったら、これで遊んであげようと思うの。まだとうぶん先だわね。