新学期。
通学路をちょっと緊張顔の黄色いランドセルの一年生に思わず声をかけて応援したくなりますね。
学童クラブや、新たなお預かり。ちびっ子のサポートも、その緊張が伝わってきて私もドキドキ。
ちびっ子のお留守番に付き合いながら、この頃の私は新しいボードゲームや、トランプ、UNOなどのアナログゲームは、かなり上達しました。
ママたちからは、テレビを観て過ごすよりもアナログなおもちゃやボードゲーム、読み聞かせなどでお願いしますというご要望が多いの。
フレッシュマンのちびっ子は、私に遠慮もあるんでしょうね。ママからこう言われてるんだけどねというと、素直にゲームや読み聞かせに耳を傾けてくれます。
このところ小学生とのお留守番が増えて、読み聞かせのために児童書を持参することが多くなりました。
また図書館の懐かしの児童書コーナーで本を借りています。選書はもっぱらばあばの趣味で。
男の子にはドリトル先生や、かいけつゾロリとかね。
先日のお嬢さんの時は、和製ファンタジー梨木香歩の「りかさん」を。
このお話は、ばあばからもらった市松人形のりかさんと、ひとりっ子のお話。
ファンタジーですが、周囲の大人の見え隠れする人間模様に嘘がなく、子どもに媚びない物語。
お留守番のひとりっ子のお嬢さんと、ちょっと背景も似ていてね。とても喜んで聞いてくれました。
途中まで読んで、さようならの時間。あとは自分でねといって帰宅。
私も続きが気になって、久々の再読。
私が小さい頃は、ナルニアとかのファンタジーにはちっともときめかない想像力の乏しい少女だったんですが、今はすっかり児童書の日本のファンタジーが大好きです。
「 西の魔女が死んだ」の梨木香歩さん。
「裏庭」や、「からくりからくさ」も大好きです。
私もちびっ子と同じく少女の気分にもどった緊張するけど、気だるい春です。