図書館のリクエスト225人待ち。
ようやく手元に来ましたよ。
「すいか」や、「野ブタ。をプロデュース」の木皿泉さんの、「カゲロボ」です。
なんだかなぁ、子どもの世界が怖すぎて、小さな頃から、こんなことに神経をすり減らして生きて行かなくちゃならない時代になっちゃんたんだわね。
辛くて、怖くて、切なくて、本の中に出て行って、文句言いたくなったよ。
後半は、その子どもが大きくなってからのお話に展開していくんだけどね。
短編の重なり具合が絶妙で、さすが木皿さんだわね。
夏休みに中高校生は、これを読んで、2学期をどう迎えるかなって、ちょっと夏休み課題図書にはお勧めできないけど、眠れない夏の夜、怪談代わりに読んでみるのも良いかなという感じです。
図書館の予約本。
いったいいつ、どんなきっかけでこの本の予約を入れたのか、すでに思い出せないの。
地域図書館利用、思いがけない楽しみをもたらしてくれるんですよね。