原田マハさんの仕掛ける清水寺でのCONTACT展。
これの予習にも新刊本を読了し、新幹線に飛び乗って日帰り京都です。
仕事で何度か行ったくらいで、観光で京都を旅するのは、実に中学生の修学旅行以来です。いつも弾丸での出張ばっかりでしたからね。お一人さまだから時間にも気持ちにも余裕あるなぁ。新幹線もエクスプレカードのおかげで、早割ひかりはグリーン車。ストレスフリーですね。シニアになったらおトクはどんどん利用しなくちゃね。
さて出迎えてくれたのはこんなキッチュな作品から。
展覧会のチケットは12-15時という時間制限がある上、鑑賞には整理券も必要で、山門前でその手配をして、一旦腹ごなしへ。
いつか行きたかった知り合いのやっている老舗のカフェ、イノダコーヒー清水寺展。
お庭を眺め、唐紙の作品も眺め、ミックスサンドイッチ。
唐紙 トトアキヒコ作
コーヒーが苦手なわたしは残念だけど紅茶でね。
CONTACT展は、きっと誰もがというものではなく、原田マハファンならわかるって言う感じのかなりマニアックなものでした。ちょうどご本人もVIPらしき方をご案内なさっていて遠くから遭遇しちゃったよ。
清水寺は改修中で、舞台はこんな感じで残念だったけどね。
原田マハファンには大満足の展覧会でした。まだ開催中なので詳細はなしよ。
バスで祇園に抜け、花見小路を冷やかし、昔、出張のとき京都ツウの友人に教えられた鍵善良房で黒蜜の葛切りでひと休み。
ここでもお庭を眺めてね。
かんざしや、和装小物を見て回り、食いしん坊の友人と待ち合わせて錦市場へ。
昔馴染みのお店はどんどん姿を観光客向けの食べ歩き食材の店に鞍替えしてるのよと残念そうです。
お目当てのだった有次、生麩、白味噌、乾物屋を回り、先斗町へ。
鴨川沿いのこの路地の名前が先斗町だったんだね。
友人が予約しておいてくれたイチゲンサマを嫌うおばんざい屋さんで、美味しい京都のおばんざいをいただいてきました。
夕立のあと、雨コートに番傘の舞妓さんも素敵ね。
このあと、若い中振袖の芸妓さんらしき娘さんが、眉間にシワをたっぷりつくって半べそ顔でお姉さんを追って走っていくのが印象的でした。夕立で遅れちゃったのね、きっと。
弾丸の京都だったけどね、とりあえずどうしても観ておきたかったものは堪能できました。ディープに楽しめたよ。京都は行き交う人のほとんどが外国人。
先斗町に至っては、舞妓さん以外は日本人とはすれ違わないほどだったわ。
日本の名所観光、ディスカバージャパンは、うーんと深く楽しまないと海外のお客さま主導の国内観光になっちゃうなと、思う今日この頃です。