松のうちも過ぎて、今年新しく会う人にも、もう新年のご挨拶しなくなった頃ですね。
毎年、かき餅が食べたくておそなえ餅はパック入りではなく、和菓子屋さんの杵つき餅を買います。鏡開きの11日にお飾りを下げて、金槌で割るの。
縁起担ぎの亡き父が、包丁で切るヤツがいるか!って目を釣り上げそうだからね。
切腹は避けて。
良く乾いているので、手でも割れてくれたよ。大きいかけらは主人が割ってくれたよ。
3日干して、カラカラ。
低音でゆっくり、パァーッっとお餅が膨れてハジけるまで油で揚げて。

砂糖醤油をまぶしたのと、粗塩をまぶしたのの2種類。
罪悪感たっぷりのかき餅ですけど、松を頼りにやってきて、おそなえ餅にやどった年神様の幸をいただきます。
食べはじめると止まらないのは、周知の事実。
良いの、良いの。健康を願って美味しくいただきます。