2020年 08月 11日
八ヶ岳 森の庭2020
5年前に唐松を伐採してスカスカになったところに植林した雑木の苗木。どれも1メートルにも足りない鉛筆くらいのひ弱い木々でしたが、今はすくすく育って親指よりひとまわり太いくらい、背丈も私を追い越してお日さまを求めて背伸びしているのがよくわかります。
下草刈りをしたので、いい具合に出来上がった腐葉土を苗木の根元に撒いて夏の暑い日の水分の蒸発を防ぎ、草が生えるのを予防し、冬は寒さを防ぐようにと毎年苗木に施す作業です。
自家製の腐葉土もいい発酵具合だよ。
虫たちの大発生は、例年よりも下草刈りが遅れて彼らの住処になっていたからなのだと気がつき、山小屋に近い場所はためらわずに草を全部刈り取ってしまおう。
長雨でウイルスもはびこり、山桜の葉っぱに全面穴があいています。虫食いではなく、ウイルスが広がらないように、菌がついたところは桜が自己防衛で穴を開けて追い払ったらしく、枯れないから大丈夫と聞いて、自然の治癒力ってすごいなと感心したりしています。
グランドカバーの草や、春の水仙、クロッカスなどが植えられたところ。ここには人が入って欲しくない場所だから、古木の枝で囲いました。
夫が小枝の先を斧で尖らせてくれたので、ハンマーで簡単に打ち込めます。
盛夏になってヒオウギくらいしか花がないけど、大好きなさわやかなグリーンの森。庭というより森の一部というのがわたしのガーデン。
朝4時から庭に出てあちこち剪定や、枝払いをして、日が昇る9時にはシャワーを浴びて、スッキリした庭を眺めてはボォーっとしてるの。
忘備録に私の雑木に森の木々に名札もつけてみたよ。
忘れないようにリストアップ。
ヤマボウシ、シャラ、カツラ、ヒメシャラ、シラキ、アオダモ、クヌギ、コナラ、ミズナラ、ミズキ、アズキナシ、アオナシ、カマツカ、エゴノキ、エノキ、シラカバ、マユミ、アブラチャン、クリ(利平、丹沢)、ジューンベリー、ヤマブキ、ユキヤナギ、ハナイカダ、ベニウツギ、ヤマアジサイ、アナベル(紫陽花)、ドウダンツツジ、ヤマツツジ、ヤマザクラ、ナナカマド、ガマズミ、ネグントカエデ、コウチワカエデ、アカシア、アカシデ、ムラサキシキブ
あと10年くらいしたらこんもり森がさらに深まるかな?
今日はどこかの木のてっぺんで、ホオジロがいい声で鳴いています。