人気ブログランキング | 話題のタグを見る
NEW POST

失敗しないチャーシュー(焼き豚)

 ラーメンに欠かせないチャーシュー。

この焼き豚は、家族に人気でうちはおせち料理にも入れてます。
若さまが来たので、ちょっとご馳走作りました。
失敗しないチャーシュー(焼き豚)_d0348118_21403608.jpeg

実はこれは30 年も前に習ったレシピ。
いわゆる駐在時代のお持ち寄りの会で、わたしが持参した焼き豚(煮込んで作るタイプ)を、
「あらまー、これは煮豚ね。」と大御所マダムたちに酷評を受け、へこんだわたしです。半べそでした。毎回リハーサルもして、夫に味見してもらってから持参した20代の、まだ何もわからない時のわたしでした。

優しい別の先輩マダムが、良かったら...と教えてくれた外はカリッと、中はジューシーなオーブンで焼く焼き豚がこのレシピです。
失敗しないチャーシュー(焼き豚)_d0348118_15080549.jpeg

今だったらこういうお持ちより会の強制は、完全パワハラだと思うけどぉ〜。
でも鍛えられて今があると思えばね。いま思い出しても、もう涙はでないよ。
失敗しないチャーシュー(焼き豚)_d0348118_14504058.jpeg

お醤油とお酒を同量(1カップくらい)、ちょっとの味醂、ネギのぶつ切り、ニンニクと生姜のスライスの特製タレに1日漬け込んで、210度でじっくり50分焼いてます。
失敗しないチャーシュー(焼き豚)_d0348118_14512495.jpeg

漬けタレは、一度に煮切ってアクをすくい、越し、焼きあがった肉を漬け込むの。
今なら色々な焼き豚あっても良いと思うけど、あのジレンマで、なかなか他の手法で焼けません。

怖かった焼き豚の記憶だけど、今は家族の人気メニュー。
もうお持ち寄りの辛かった涙は、遠い昔だね。

Commented by cocue-cocue at 2020-08-25 17:38
こんにちは。
切ない思い出、思わずもらい泣きしそうになりました。

今はこの手の世界もかなり変わったようですがーー
今世紀初め頃にアジアの某国を訪ねた時、旦那様が大使館に出向されていた1つ上の女性は、年配マダムからバザーに出す手芸作品のアイデアを求められて悩んでおられました。
結局は高年女性らの提案が通ったようですが、却下になるとわかっていながら不慣れな分野のものを探して、かつ批判も受けなきゃいけないって、涙こぼれますわね。

と書いたところで、それでも20年前の話でした。今後は辛さなしでいろんなことが受け継がれる社会に成長してほしいものです。
Commented by yukkescrap at 2020-08-26 06:08
> cocue-cocueさん

もう怖いお姑さんとか、理不尽な先輩とか、いなくなったんだなぁって思います。

裏返すと人間関係も希薄になってきた気もするの。
お世話焼きのおばちゃんとか、太っ腹の先輩も居なくなってきたかな?って思います。

小説やドラマのネタが減りそうな…。
Commented by NORIKO at 2020-11-18 18:48 x
ご無沙汰しております。

そのような背景があったのですね。ブログを読んでいてこちらまでウルっときてしましました。

先輩方に鍛えられたのですね。

私も煮豚を作っていたことがあり、実は焼豚って作り方がわかりませんでした。

ブログを読んでずっと、作ってみたくて。
ようやく時間ができたので、真似て作ってみましたところ、
とても、簡単で、家族に大好評でした!

YUKKEさんのブログに出てくるレシピ、おいしいです。
あの時ご経験されたご苦労が、数十年後、どこかの家族の食卓を幸せにしているのですね。
Commented by yukkescrap at 2020-11-18 20:33
> NORIKOさん

あらぁー、作ってくださったのね。
鉄板レシピなんだけどね、八角や丁子入れたり、味醂やお砂糖、紹興酒とか、アレンジで是非おうちの皆さんの好みに進化させてくださいね。

わたしはアレンジしても、いつの間にかこの基本に戻っちゃうんだけどね。
美味しくできて良かったね。
by yukkescrap | 2020-08-24 08:43 | お料理スクラップ | Comments(4)

小さな暮らしのスクラップブック


by yukke
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31