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読んだ本 ウー・ウェンさんの「料理の意味とその手立て」

すごく良い本。
み〜んなにお薦めしたくてご紹介です。
北京の小麦粉料理本で有名なウー・ウェンさんが書かれた本「料理の意味とその手立て」です。

Instagramで松浦弥太郎さんがこの本を絶賛していらして、(こちら→★)
本の発売日を待って図書館で予約、1番で借りてきて、感動しながら読みました。
弥太郎さんのお薦めと言えども、本はよほどのことがない限り、すぐに購入するわけじゃないのよ。
読んだ本 ウー・ウェンさんの「料理の意味とその手立て」_d0348118_20505643.jpeg

そして読み終わって速攻でAmazonでポチりました。
手元に置いて何度も読み返したいと心底思った本だからです。

図書館の本には帯がないんだけど、この本には「もやしいためはごちそうです」
と書かれた真っ白な帯がかかっていて。そこにも目が釘付けになりました。

おととし、保育ママ(ファミリーサポート)になるための講習研修の食育講座で、「身体は100%、口(くち)から食べたものだけで出来ている」という栄養士さんの言葉にハッとしたんです。ちょうど初孫若さまが生まれる時でした。
新しい命を授かったばかりのばあばは、人間の身体は28日で細胞が入れ替わるという言葉に、そうだよねと。

どんな身体になるかは、何を食べたかにかかっている。
それを改めて言われて、本当に食の大事に思い当たったのでした。

無農薬とか、有機栽培とか食の安全とか、そういうこと以前に、ちゃんと三食食べる。そのバランスについてや、野菜や魚の旬、身体が何を欲するかの理由。
そんな事をずっと考えていました。

その答えをもらうことができたのがこの本。
家庭の料理は、美味しいものやご馳走ではなく、心底身体が欲している優しく健康な食であるべきという。

うちの家族は大の食いしん坊ですが、みんなが集まる時はいつも、母さんの美味しい食事が良いと言います。上手におだてられている気もするけど、きっと外食では得られない身体が欲する家庭の食事を言っているのだなと思うのです。
母さんの何でもないこういうおかずが食べたかった、ホッとする。
そう言われる所以がこの本にはありました。

大根の白を食べる理由。
もやしをご馳走にする知恵と手立て(技と言わないところが良い)。
濃い味付けや複雑なソースではない、ちょっとの塩、少しの油で引き出す食材が持っている真の美味しさ、その手立て(手段とか技とか工夫とか言わないのも良い)がご馳走になる理由。

家庭の料理の究極は家族への愛情と知恵と工夫。

もうどれを読んでも感動。
中国の医食同源という考え方が根底にあるんだけど、食いしん坊の国の人はちゃんと食の理由を知っているんだなぁと感心しきりです。

時短や、ささっとなんちゃって料理がもてはやされる時代だけどね。
動画レシピには、複合調味料のめんつゆ少々、柚子胡椒少々、ポン酢ひとふりなんていうレシピがいっぱいだけどね。

もやしのヒゲを丁寧にとって、襟を正して、もやしをご馳走にしたい思った本でした。
食いしん坊さん、家族の食を担う人へ、超お薦めです。



この本も大好きな一冊。↓



by yukkescrap | 2021-01-25 05:58 | 好きな本スクラップ | Comments(0)

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