標高1,000メートルの八ヶ岳の森は、平野より約1ヶ月遅れで春がやってきます。
中央高速の長坂インター付近から100メートル登るにしたがって、春の芽吹きの様子が変わります。
平野ではもう花のピークを過ぎた水仙やムスカリがようやく咲きだし、桜や紅葉の芽吹きが一斉に始まる季節となりました。
水仙満開です。
植えっぱなしでどんどん増えるムスカリ。
我が家の山桜は、主人なしとて春を忘れずに咲いたようで、すでに葉桜。今年もお花見はかないませんでしたが、お隣のお家のしだれ桜と真っ赤に芽吹くもみじがすごく美しく幻想的なくらいです。
我が家の庭の楽しみは、小さなフデリンドウ。
大好きな春の花。
足元をよくみないと見つからない2センチほどの花です。
日本在来種のタチツボスミレもいっぱい咲いています。
うっかり踏まないで!と夫が歩く後ろから声かけてます。
父が大好きだったサクラソウの野生種。
園芸種と違って、芽吹く時のこの白い産毛がなんとも可愛くてこれも大好き。
花筏も芽吹きました。葉っぱに小さな花の蕾を隠してますね。
鹿さんに食べられませんように。
野いちご。
ホスタや、イングリッシュブルーベルは、鹿の大好物。
編みがけして鹿囲いをします。
ウグイスが上手に鳴いて春だよ、春だよとかしましい森です。