コナラの芽吹き

八ヶ岳は新緑の森です。

平野にひと月遅れで春がきて、標高1,000メートルの三分の一湧き水あたりは、ようやく桜が満開です。

我が家の森もようやく、「くすくす」っと小さな芽が芽吹きはじめました。

春の季語、芽吹きの「森が笑う」という様子です。

コナラの芽吹きが可愛くて大好きです。

破れ傘のようなユニークな葉っぱのつきかたが可愛いでしょ？

コナラの特徴的な芽吹きです。

初孫の若さまが生まれた年の秋に拾ったどんぐりをポットに蒔いたら、無事に芽が出て、一昨年八ヶ岳へ持ってきてポットのまま埋めておきました。

30〜50センチほどに育ったので、今年はこれを植林します。

新しく森をつくるという壮大な計画です。

少しだけ若さまが来た時用に苗木を残して、残りを夫と2人で植林してます。

石のなさそうなところを掘って、腐葉土に鶏糞と牛糞堆肥を混ぜてそこに植え付けていきます。

大きく育つかな？

近くには花筏も葉をようやく広げ、可愛い葉っぱの上に乗った蕾も見えます。

寝坊助のクヌギは、まだ茶色の葉っぱをつけたままのんびりしてます。

でも新芽は硬いながらもしっかり出てきたよ。

クヌギも植林。

コロナのこの時期に植えた苗木。

孫たちの未来に平和と安全を願って植え付けました。

いつも眺めている絵本にも、コナラの芽吹きの可愛さが描かれています。福音館書店の「かがくのほん」は、どれを手に取っても丁寧に作られていて、森の指南役になってくれています。

子育て中に子どもたちと楽しんだ絵本です。

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