先月から一人暮らしになった90歳の義母のところに、保険金に関する特殊詐欺らしき電話が、固定電話に頻繁にかかってきます。
補聴器をつけずに慌てて電話に出るから、よくは聴き取れないから今のところ被害にはあっていないけど、聴かれるままに応答して情報をいろいろ漏洩してしまっている様子。
それは詐欺だから取り合わないようにと何度も言っても、
「保険金が満期になってるのかな?」「それって受取人は○○ちゃんよね〜?」っと毎日聴いてきます。たぶん、詐欺電話がかかってくるたびに、うちへ確認の電話をしているらしいの。そこは、安心だけどね。
今日は夫が訪問して、「この電話は録音されています」という子機を取り付けに行きます。今まで子機は何度も取り付けましたが、その度におばあちゃんは、
「お友達は、うちの固定電話の番号しか知らないから。」とか、
「介護の支援センターからかかってくるから」(実際は携帯電話にかけてもらっている)
とかを理由に外してしまいます。
着信があってもすぐに電話に出られないと、留守電を解除しちゃうのよね。
困った、困った。とりあえず、警察に電話があった事を報告して、詐欺撃退の子機は絶対外さないように言い含めないとね。
老いては子に従え。
自分も肝に銘じますよ。
頑固を通すのは、可愛い老人にはなれないね。
心配してくれるうちが花。反面教師と思ってね。
今日のばあば to ばあばは、冷やし狐うどんのセット。
冷凍しておいたパンも一緒に持って行ってもらいます。

安心で安全な老後の生活。
聞く耳大事よね。