梅仕事をしたかったのです。
海外に長く暮らした時は、梅の季節がとっても恋しかったよ。
インドに暮らす親友は、今年は帰国が叶わないからと、プラムで梅干しを作っていたよ。そこまでやるんだね、偉いなぁ〜っと感心してしまった。
うちの家族は梅干しをあまり喜ばないので、梅仕事はもっぱら梅シューズか、梅酒、梅ジャムどまりです。
梅干し作りは、命のおむすび、佐藤初女さんのイスキアの梅干しづくりに感動していましたけど、作っても食べてくれる人がいないことには…。
でも青梅をみると、むくむくっと漬たくなってしまうのよね。
今年のNHKのきょうの料理の梅指南は、重信初江さんでしたね。
そこに登場したのが、歯ごたえを残したカリカリ梅。仕上げに氷砂糖も入れてほんのり甘みのあるタイプ。
うふふ、これなら家族も食べると思うわってことで挑戦してみました。
昨日から八ヶ岳の山の家にきたので、まだしっかり固い青梅が手に入りましたよ。
ここは東京より季節がゆっくりやってくるからね。
一晩水に浸けてアク抜き。

しっかり水分を拭いて、ヘタをとり。
ここからが大仕事。2キロの固い青梅を、包丁で6当分に切り取るの。
1時間ほどかけて丁寧に剥いたよ。

塩漬けにします。

重石は、我が家の漬け物石のレックスの卵と呼ばれているお気に入りの丸石です。
3日ほど、寝かせて、梅酢が上がるまで待つよ。
楽しみ、楽しみ。
除いた種はお醤油に浸けて梅醤油に。

そして直売所で買ったわらびもね。

薪ストーブの木炭でアク抜きしてるの。
母が遺した大きなアルマイトの平鍋がこんな時に役に立つ。
お魚のお煮付けに使っていたお鍋です。

こういう仕事は、雨降りの日曜日の山小屋仕事にぴったりよ。
シトシトとすっかり梅雨です。
レシピは、
こちらを参考にしています。