昼間は晴れて、夜に土砂降り。
これはこの地域の梅雨らしい雨の降りかたなのです。

水はけもいいから、どちらかというとカラカラで、昔から農家さん泣かせの乾燥地帯。
最近は、このカラカラを利用して小麦の生産を試験的にスタートしているらしいの。
北海道のように梅雨がなくて乾燥させやすい環境だと小麦もいっぱい採れるんでしょうけどね。
本土でも栽培しやすい「ゆめあかり」や、「ゆめかおり」という地元の小麦粉が時々産直所にお目見えしています。
それでも梅雨時期は下草の成長が早くて、森は
1日で数センチは雑草が伸びている気がします。
山法師の下に、どこからかやってきて自生して大きくなったオダマキ。

シンボルツリーたちの根元にグランドカバーとして植えているアエゴポディウム(斑入りイワミツバ)が好調に増えてきました。

ランナーが元気すぎて、そこらじゅうにワイルドストロベリー。

ちょっぴり収穫。アイスクリームにでもトッピングかな。

シルバーカレックスが、期待どおりに大きくなっています。

風到草がいちばん綺麗な季節。

風通しよく下草を刈って、森の中の日陰の庭木には、根元に陽が当たるようにしたりしてます。でも乾きすぎも困るしね。ころ合いが難しいね。
祖谷てまりとかいうヤマアジサイ。

大輪の園芸種の紫陽花よりも、小さめのさりげない紫陽花が森にはあうと思うの。
森にいっぱい自生しているヒオウギ。種を採取して蒔いたらいっぱい芽がでました。
間引けないわぁ。
風到草に阻まれて大きくなれないラベンダーを救出しました。
ご近所の奥さまが、挿し木で増やしたものをいただいてきたんだけど、さっぱり育たないの。ラベンダーは難しい。
過去に、どれほど消えていったかわからないほど失敗してます。
陽当たりよく、カラッとした場所を選んで、肥料はやらずに移植してみたよ。
木が育って森が深くなってくると、下に植えた植物は自然と消えてしまったりもするのね。逆に、密かに増え続けているものもある。とくに野生のギボウシ。
ギボウシは鹿が大好きなんだけど、野生のギボウシはあまり食べないのだなぁ。
いっぱい生えた茂みから、20株ほど採ってきて、ヒメシャラの根元や花壇のヘッジにに移植しました。
ヒメシャラは、娘夫婦のアニバーサリーツリー。
乾燥予防を兼ねてます。来年はすっかり覆い尽くすくらいに増えているといいな。
自然の生態系に逆らわずに、好きな植物たちと暮らしたいなと思っています。