2021年 09月 08日
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アキノキリンソウを観にいざ入笠山へ。
南アルプス山系の入笠山のトレッキングコースは、ゆる〜く登れるコース。
そして5〜9月は山野草のお花畑のようなトレイルがあって、わたしの大のお気に入りの登山道です。ハイキングって感じですけどね。
まずは登山口がある八ヶ岳の西南麓の富士見パノラマリゾートへ。
ここはスキー場、マウンテンバイク、パラグライダーが大人気です。
ここの駐車場に車を止めてスキー場のゴンドラで途中まで行くと入笠山の登山口があるのです。
いつものコースで。
入笠山登山口〜入笠湿原〜山野草の入笠花畑〜〜入笠山頂上〜大阿原湿原〜テイ沢〜八ヶ岳ビューポイント〜山彦荘〜ゴンドラ山頂駅。
おおむね10キロくらい(3時間半くらい)ショートコースです。
子育て中は毎夏来ていたハイキングコースでした。
ゴンドラ乗り場でもらえる、散策ガイドマップの充実がすごいの。
登頂の証明スタンプをみたら、前回は2008年だったから、実に13年ぶりです。
そして、ラッキーなことに、
登山口付近で、いきなりのアキノキリンソウの群生に出会う。
ここは春のスズランの群生や、夏のクサレダマ、釜無ホテイアツモリソウ、そして今の季節のエゾリンドウの群生が見られます。
すごく大事されていて、木道の整備や害獣よけの柵の設置などで、よく整備、保護されている湿原です。
大好きなマツムシソウ。
ワレモコウとエゾリンドウの群生。
入笠湿原あたりは、圧巻です。
通年で150種類くらいの山野草があるらしいよ。
初めて遭遇したアケボノソウ。
山野の水辺に生える花びらに2つの緑の斑点と複数の黒い細かい点とつける小さな小さなお花。
白い花びらを明けの空(曙)、黒い点を星に見立ててこの名前になったんだって。
直径1センチ未満の小さな花です。ピント合わせに苦戦したよ。かなり露出オーバーしてる。せっかくなのにうまく撮れたアケボノソウがない。とほほ。
湿原から山野草のお花畑を登り、頑張って、頑張って登ると頂上の大パノラマは圧巻。
北アルプス、中央アルプス、南アルプスの甲斐駒ヶ岳山脈が一望できます。
そして八ヶ岳の全貌、遠くに富士山。今日は曇っていてはっきりしないけどね。
持参したごく普通のおむすび弁当が最高に美味しくなるのは、お山の頂上だからこそ。
湿原と山野の間にいっぱい自生しているホソバトリカブト。
綺麗だけどね、有毒ですよ。
黄色の花はマルバダケブキ。うちの庭にも自生しています。
ウメバチソウ。
湿原のトレイルは、地元企業のカゴメさんがスポンサーになっていることもあって、素晴らしい整備がされている。海外のナショナルトラストには、よく大企業のスポンサーがついていて自然保護に一役かっているのをよく見るけど、富士見町と地元の企業がタイアップで良い仕事してますね。
湿原に踏み込まないようにトレイルにはマーキングしてるよ。
シルバー人材センターのおじいちゃん達が、湿原のトレイル周りの草刈りをしていました。
じいじは、興味シンシン。
良いなぁ、ユネスコのエコパークの草刈りできるシルバー人材センターって最高だなぁと羨ましがってました。
鹿対策もね。
ゆっくりのんびり写真を撮りながら歩くから、コース時間よりだいぶゆっくりです。
8年ぶりに履いたトレッキングシューズ。
さらに大好きな大阿原湿原は、後半へ続く。
by yukkescrap
| 2021-09-08 10:09
| 八ヶ岳スクラップ
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