夏の間はお休みしていた地域の乳幼児の遊び施設のソーイングボランティア。
先生から、修理のご依頼がきて急ぎ駆けつけました。
昨年の春の子どもまつりのとき、先生たちとご一緒に制作した飛び出す動物おもちゃ。小さなステージから、添え棒をあげると動物が飛び出す仕掛けになっています。
クマやゾウ、うさぎやこ豚を作らせていただきました。
素朴な感じが良いというので、意匠に凝らない手作り感満載の動物たちです。
人気のコーナーらしく、動物たちもすっかりちびっ子の手で、クッタクタになってます。添え棒が折れてしまって、棒の付け替えのご依頼。
壊れにくくしっかり頭を縫い付けているので、解いて棒と差し込み直します、
抜けないように棒の先端にはてるてる坊主をつけて頭に入れてあるの。
「うさぎさんがずっとお留守で寂しいから、早く帰ってきてほしい。」というちびっ子からのお手紙が届いていたらしく、ばあばは大慌てです。
擦り切れそうになっているお耳を付け替えようかなと思ったけど、(写真下)
きっとちびっ子は、そのままの方がよさそうで、いじらずに。
左の耳は、ストライプの布の模様が見えなくなるほどになってるの。
そこで、新たにもう一体作ってね。
ゾウさんの棒も付け替えて、ほお紅だけちょっとお化粧直し。
速攻でお届けしてきます。
長い旅に出ていたうさぎさん、ようやく帰ってきたよぉ〜。
修理をしながら、昔、娘と読んだ絵本林明子さんの「こんとあき」を思い出していました。
きつねのこんの腕が取れかかって、あきちゃんが一人で電車にのっておばあちゃんの家に直してもらいに行くお話ね。
今は、 コロナで実際にちびっ子たちが遊んでいる様子もあまりみられないけど、ここを訪れたちびっ子が楽しく飛び出す動物たちとまたいっぱい遊んでほしいと思います。