惜しまれる三鷹の跨線人道橋のこと

お散歩コース、お買い物コースにある三鷹駅。

JR三鷹駅は、地下鉄東西線や総武線の車両基地、中央本線、特急あずさやかいじなどが通過する駅です。

線路が何重にも引かれているので通常の駅の線路幅よりも3倍くらい広い。そこを渡るためにかかった跨線人道橋(こせんじんどうきょう)は、地元の作家太宰治も愛したお散歩スポットで、この橋の上に佇む太宰治の写真も有名です。昔はここから富士山も眺められたらしい。

青春ドラマのロケ地としても有名になった場所なのね。

もちろん鉄ちゃんたちには大人気スポット。

撮り鉄はじめ、地元のちびっ子たちでいつも賑わっています。

電車の運転手さんの多くが小さな頃から電車好き少年だったと思うんだけど、この橋の上にちびっ子がいて手を振れば、中央本線もあずさも、かいじの運転手さんも必ず手を振ってくれて、大きな汽笛をパァーンと鳴らしてくれるので、ちびっ子は、遠くの信号が青に変わってあずさが見えて来ると、フェンスに顔をくっつけて待っています。

うちの若さまも大好きなところ。

でも最初の行った時は電車のあまりに大きなようすと、大きな汽笛にびっくりして大泣きしたこともあるの。その後2回くらいはびびって橋に登りませんでした。

でもちょっと大きく2歳をすぎた頃からは、もう釘づけね。

92年の歳月を経て、色々な事情で取り壊しとなるそうです。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

三鷹市では昭和の遺産としてはとても保管が叶わないとか。

コロナ禍で、クラウドファンディングということも難しいのでしょうね。

あと何回くらい登ってみられるかな？

本当に惜しいと思うわ。

電車大好きなちびっ子たち、今のうちにいっぱい観に行ってね。