2021年 10月 14日
読んだ本「人と暮らしと台所〜夏」のテキスト
友人から、「台所仕事が大好き。NHKの趣味どき!台所だよ。」と連絡をもらって見始めたのはシリーズ後半から。
番組案内をみたら、大好きな高橋みどりさんの黒磯の台所が初回で、見逃しが悲しい。後半の渡辺侑子さん、阿部勤さん、江口宏志・山本祐布子夫妻、瀬尾幸子さんしかみられなかったの。
だからテキストを買いました!
最終回は、大好きなのは瀬尾幸子さん。
夫が大好きな大ベストセラーの「おつまみ横丁 すぐにおいしい酒の肴185 (池田書店)」の作者。20年近く愛読してます。
おぉ、瀬尾さんちは、ご近所の西荻窪在住ですってよ。
行ってみたい、瀬尾幸子さんの居酒屋がオープンしたら是非とも。
アジアのアルミのお鍋のコレクションの数々が、すごいツボすぎて唸ってしまった。
見逃した徳田民子さんは、ファッション雑誌の装苑の編集長さんだった人。
これまたブルーの台所がすごく素敵で、ファッションも田舎暮らし(安曇野)の風景もすごく素敵でした。
建築家の阿部勤さんは、奥さま亡き後、男のひとり暮らしで超めんどくさい過程を踏んでこだわりの料理をつくることを楽しんでいらっしゃる。
いつかわたしが先に逝ったら、うちのじいじはこんな風に料理を楽しめると良いなぁと思ったりして。パスタマシン持ってるあたりがすごく似てるわ。
今回取材されて出演されていた方たちの多くがセカンドライフになっている人たちでした。60歳を超えて完成した台所の気持ちのいいこと。
ものが出ていないシンプルキッチンなんかじゃなく、いっぱい道具が出ています。
料理達者な人たちの台所道具も魅力的。
テキスト「人と暮らしと、台所~夏 (NHK趣味どきっ!)」には、オンエアでは紹介されなかった詳しいレシピ付き。
気がついたのは、どこの家にも炊飯器がない!
電子レンジや、フードプロセッサーの合理的な道具はあれども、ご飯は文化鍋や鋳物の鍋、土鍋などでアナログに炊いているのね。良いね、良いね。
そしてなんとなく自然志向で、SDGs。
今までファッションリーダーというか、ライフスタイルリーダーと思っていた素敵な女性たちが、還暦ごろから地方へ移住しはじめていることも気になる。
この本の高橋みどりさんは黒磯へ、徳田民子さんは安曇野へ、料理エッセイの高山なおみさんは京都へ、アンアンやオリーブでご活躍した吉本由美さんは故郷の熊本へ…。
ファッションリーダー、編集者などのわたし世代の流行をつくってきた人たちが、東京での活躍後にセカンドライフは、すっぱり都会を捨てて地方へ終の住処を移している。
素敵なみなさんの地方でのこだわりの暮らしかたも気になっています。
お手本にしたい女性たちです。
台所が素敵な女性、美味しいご飯をつくる身の丈の暮らしは良いなぁと思うの。
…ということで、台所を2つ持っているわたしは、お気に入りのバスケットに食料を詰めて、まだ行ったり来たりを楽しんでします。
NHKさん、再放送希望します。
NHKプラス見逃し配信でもみられなかったんだわ、オンデマンドあるかなぁ〜。
by yukkescrap
| 2021-10-14 13:47
| 好きな本スクラップ
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