奥さま!きょうは「
豆の日 10月13日」なんですってよ!ご存知でしたか?
エキサイトブログさんのテーマで知りました。そこには、
旧暦の8月15日の「十五夜」と9月13日の「十三夜」に月を見る風習がありました。いわゆるお月見です。
今ではお月見といえば団子ですが、昔はちょうどその頃収穫される作物、十五夜に里芋を、十三夜には豆をお供えして食べる習慣がありそれぞれ、十五夜は「芋名月」、十三夜は「豆名月」とも呼ばれていました。
と、ありました。
ちょうどね、昨夜うずら豆を水に浸していたんですよ。
何気なく、金時豆もうずら豆も同じように甘く煮ていましたが、はて?その違いは?
っと調べたら、うずら豆の原産は北米で、北海道開拓時代に日本に入ってきて広まったんですって。どちらもいんげん豆の仲間です。
メキシコに暮らしていた時、このいんげん豆の塩煮込み料理のフリホーレス(frijoles)を食べた時の衝撃と言ったら!
キドニービーンズやいんげん豆のスパイシー煮込みのチリコンカンは知っていたけど、日本で言うところの「塩味のさらしあん」なのね。
茹でたいんげん豆にはニンニクと玉ねぎ、豚の背脂(ラード)が入っていて、一度食べたら病みつきの美味しさです。
フリホーレスは、色々なメキシコ調理の添え物としてよくでてきます。
もちろんトルティーヤで巻いて食べたり、アメリカに渡ったメキシコ料理のテックスメックスでは、ナチョスのベースにある豆のペーストのことね。ナチョスは、アメリカンフットボールのスタジアム観戦には欠かせない一品。
大きなボウルにフリホーレス、チーズにサルサ、それをチップスですくうように食べる観戦ミール。
いんげん豆は、中南米ではとってもポピュラーな豆で、いんげん豆の塩茹でペーストはブラジルあたりでも良く登場。昔、アントニオ猪木さんがいんげん豆料理は、ソウルフードだとおしゃっていたけどね。
久しぶりにメキシコ料理大全のページをめくったら、フリホーレスは、このうずら豆で作っても良いと言うのがわかってね。
メキシコでは黒いんげん豆のフリフーレスだったからね。早速挑戦。
Frijoles Refritos(フリホーレス フリートス)
うずら豆は、圧力鍋で柔らかめに下茹でしておきます。(豆が踊らないように落し蓋をして、きょうは高圧で8分くらい)
鍋にオリーブオイル、ニンニクと玉ねぎを炒め、みじん切りのベーコンも。本場はラード入れるのだけど、きょうはベーコンで代用。ペースト状にフープロでガァーっと。
実は、この本の各所に、わたしがメキシコで買った食器がたくさん登場しているんです。
美味しくできたよぉ〜。
土鍋風のカセリータスという器にね盛り付けて、カッテージチーズとシラントロ(コリアンダー)トッピング。ワカモレも一緒に。
トルティーヤでいただきます。
400gのうずら豆の半分は、いつもの甘煮にしています。
大きくて美味しいよ。