東京での用事を済ませ、また八ヶ岳です。
今回は久々にあずさに乗ってです。
新宿発のあずさに立川から乗車しましたが、沿線はどこも満開の桜、桜、桜。
東京にもこんなにあったか!と高架からの眺めを楽しみつつ。
笹子トンネルを抜けたあたりからは、山の中にピンクの絵筆ではらったような山桜の数々。
途中、いくつかの見頃の桜並木が見えるたびに、心なしか列車がスピードを落としてくれて、運転手さんの粋なはからいに、窓からの桜を大いに楽しみました。
飛ぶようにすぎる桜だから、シャッターを押しても追いつかないのがたまにキズ。
でもね、日野春を過ぎたら、ぱたっと桜が消えました。
ここからはまだ春遠し。
中央線ファンには人気の日野春駅から小淵沢駅の間には八ヶ岳や、穂高岳、南アルプス連山や、中央アルプスの北岳を臨めるところがあります。
長坂駅を過ぎたら、右手の窓に張り付いて。
神田(しんでん)の大糸桜が八ヶ岳を背景に見事な桜の銘木があるんです。樹齢400年江戸のはじめに芽吹いた標高の高いところでは珍しい「江戸彼岸桜」なのです。
でも、ちょっとまだ早かったわ。(中央左のこんもりした緑の木の手前が大糸桜)
手元にこんな本があるの。
中央線の車掌さんの中央線から見える名山の数々のついて書かれた本。
これを参考にいつも車窓を楽しんでいます。
もう少しすると勝沼(葡萄の産地)から甲府までピンクの絨毯になります。
桃の花の絨毯ね。一宮市あたりは山梨県の桃の一大産地です。
なかなかこれもタイミングがあってみられないんだけど。
たまにはこうして車窓の旅も良いものですね。
小淵沢駅に着いたらまずは、温泉へ。
しばらくまた、山の空気をすってリフレッシュにつとめます。