フレンドシップキルトとドラマ「しずかちゃんとパパ」

　名古屋にいた時から、長年お手伝いさせて頂いているドナルドマクドナルドハウス。

わたしのボランティア活動はほんの少しですが、時々フレンドシップキルトのお手伝いを頼まれて製作の手伝いさせていただいています。

　なごやハウス時代には2枚のキルト、ふちゅうハウスでは新たにオープンする韓国のハウスへのフレンドシップキルトを作りました。

また新たに国内にハウスが誕生することになって、オープン時にほかのハウスから贈られるフレンドシップキルトの製作を頼まれました。

マクドナルドハウスは、

元になっている財団があのハンバーガーショップのマクドナルド。でも直接の運営ではないけどね。

実はこの施設ができた背景には、アメリカンフットボールのNFLのスーパースターがいるのです。

　自身のお子さんが難病になり、病院に付き添う家族の疲労が取れて、いつでも駆けつけていける看病する家族の負担を軽減すべく小児病院に併設した無料の宿泊施設です。

　NFLのスーパースターたちの寄付と、フットボールの開催されるボウル(アメフトのフィールドスタジアムはボウルと呼ばれる)につきもののマクドナルドやコカコーラなどもスポンサーになっています。アメリカから世界中に広がっています。

　20年前に日本にも上陸してね。

私がドナルドマクドナルドハウスを知ったのは、息子のアメリカンフットボールの試合の前に、スタジアムの巨大なスクリーンにハウスのCMが流れて感動した事がきっかけでした。

　どのハウスにも暖かい手作りキルトのベッドが準備されていて、いかにもアットホームな感じ。

たくさんの人の手によって運営(100%ボランティアさんの運営)されていて、キルトもその一つの象徴でした。

　今回も沢山の人のチクチクでつくります。今回、私は、

デザインと材料の調達、進行スケジュールなどをお手伝いさせていただいています。

　手づくりの手芸品って、ちょっとダサいって思った時もあったんです。

パッチワークの作品が溢れるお家はねぇ〜って。

　でもね、今オンエアしているNHKドラマ　「しずかちゃんとパパ」にもパッチワークキルトがいっぱい登場してくるの。

早くに亡くなったママの作品が見守る居間で、耳の聞こえないパパに育てられるしずかちゃんを暖かく包んでいてすっごく良い感じなの。

　

　今更ながら、手作りの暖かさに開眼する思いです。

みんなの力を結集して、素敵なキルト完成まで頑張るぞぉ〜。

帰りの公園でおむすび。大好きな東京都立図書館に隣接する公園。

地平がピッタリ水平に撮れた良い構図になったよ。

青空の下で食べるおむすびは最高ね。