91歳に間もなくなる義母。介護認定は支援1でした。
社会的な評価はまだまだひとりで大丈夫って言うことなのね。
夫が母の日にカーネーションの鉢植えを持って訪ねた時に、義母の本棚から持ち帰った本。
義母は買って読むタイプです。
高価なハードカバーの人気本は、もっぱら長年愛読の朝日新聞の書評をみて最近買ったもの。でもしばらくページを開きもせずそのままでした。
夫が聞いたら、もうコンが続かないから読めないというんですって。
長編ものはストーリーが追えず、昨日読んだところの記憶ができないらしく。
韓国ドラマもはまっていたけど、愛の不時着は3回くらいでギブアップしたんだそうです。栞がまだ買ったまま挟まれて読まれた形跡がない本が半分くらいあります。
いつも買って読み終えるとどんどん友人知人、家族にあげてしまうので、手元の本棚には、10冊程度しかありません。
私が、「それはもったいない」というと、
「本くらい出し惜しみせず買いなさい。期限を気にせず、読みたい時に読む贅沢くらいなんのその。」とずっと言ってました。
私は多読タイプなのでハードカバーは、全部図書館予約です。買っていたら破産する!(笑)税金の還付と思ってネット予約で図書館を使い倒してますが、読みたい本をすぐ手元に置きたい人もいるのよね。こういう新聞書評に出た本は予約が殺到してますからね。でもだいたい半年も待てば借りられるのよね。
義母は大好きな朝日新聞と週刊文春と新潮がまだ読めるので、こちらを楽しんでいます。新聞は暇つぶしにちょうどいいと隅々まで読んでるみたい。
内容は覚えていないことが多くなってきたけどね。
持ち帰ってきた本は、夫も読むというので、2人でしばらく楽しみます。
そして、持参したカーネーションの鉢植えを、もう1人のお嫁ちゃんから贈られたと思って電話でお礼を言っていたらしいの。
持参したのは夫なのにね。数時間で記憶が飛んでわからなくなってしまってるの。
短期記憶が、かなりあやふやで、実際はやっぱり支援1じゃないと思うのよ。
いよいよ、ひとり暮らしは限界かなぁ?
【おまけ】
じいじがつくる晩ごはん ロース豚カツ定食
勝手に休肝日とか言って定番風に盛り付けています。
分厚いロース肉、しっかり中まで火が通って上手に揚げてました。
ご馳走さまです。