東京に戻ったら、すぐ近所の乳幼児館の先生から、「またまた折れちゃいました!」と手づくりおもちゃの修理のご依頼がきました。
舞台から動物たちが「こんにちわぁ〜」と飛び出す仕掛けを先生たちが考えた手づくりおもちゃです。
ボランティアのおじいさんが丁寧に木工の舞台を作り、私が先生と相談して作ったパペット風の動物たちが飛び出す仕掛けなの。

(左 リニューアルうさぎさん、右 愛されすぎてお疲れのうさぎさん)
毎日来園する100人以上のちびっ子たちに愛されているおもちゃ。
手垢で黒くなったり、綿が飛び出したり、力いっぱい引っ張るので棒が折れてしまったりで何度も修理しています。
でも手づくりだから何度も直せるところが良いよね。
以前の治療のお話はこちら。
今回は1週間で木製の棒が折れちゃったので、泣く泣くステンレス製のスティックに変更。
ついでにうさぎさんもリニューアルしました。
今までのうさぎさん、鼻は真っ黒、刺繍の目鼻も落ち込んでしまって。
今回は顔のフォルムの崩れかたがひどいので、タオルの裏に接着芯を貼って補強してみました。これで4代目のうさぎさん。
ちびっ子たちに想像の翼を広げてもらえるようにと、
キャラクターに似せたりせずに、表情も、笑っても泣いてもいないもの。
どちらかというとヘタウマ的な普通の表情のうさぎさんというご依頼でした。
それでも大人気なんですってよ。
無事に入院治療も終わってまたちびっ子といっぱい遊んでね!うさぎさん。