懺悔のフリーマーケット

山の家の山荘管理会社が、不用品を募ってフリーマーケットを開催するというので、「待っていましたこういう機会！」とばかりに、家中の「片づけたいもの」の点検をして、汚れを払い、磨き、整え、値札をつけました。

はっきり言えば、ぜーんぶ捨てて良いものですけどね。

お代はいりませんけどね。タダでは出品できないというのでいちおう値札つけます。

10円、50円、100円程度です。

駐在妻していた頃、サーバントさんがいればこそのモノがあるの。

銀食器、銀のカトラリー。磨かないとピカピカには維持できないのよね。

出店にあたり、じいじが磨きました。

テーブルナプキン。

インドのサーバントさんは、ナプキンのアイロンかけが実に上手でね。

でもこれも自分じゃやりませんね。

若かった時の、にわかマダムの懺悔したくなるようなモノの持ちかただわ。

ナプキンリングもいっぱいあるのよね、とほほ。

ナプキンをテーブルセッティングするなんて暮らしは今後は全くないと思う。

加えて、オーナメントやオブジェ。

まったく自分の好みや趣味で、買い集めたものだからね。家族はいらないというから。

いちいちメルカリするのは、いくら暇人の私でも絶対嫌になるよね。

おじいちゃんがゴルフコンペの商品でもらった備前大壺とか。

50点ほど値札をつけて搬入しました。全て1,000円以下に設定。売れたら全額ウクライナ支援募金にしてもらうことに。そして売れ残ったら惜しげなく捨てます。

メキシコの吹きガラスのタンブラー。

フリマに出すよと言ったら、「それ欲しい、取っておいて」。という娘。

私はもう預からないから次回のパンパン送る時に送ります。

彼女たちからは転勤する時に持っていけないと言われて、山ほど保留品を預かっているのよ。

私が死んだ時、残された人が処分に困りそうなものは、今のうちにね。

あぁー、スッキリしたわ。オブジェと生活をちょっと豊かにしてくれるアイテムは一掃したぞ。ダンボール4箱分です。

この一年でどれだけものを手放したか？

今後は、東京と山の家、2件分のものを最小限にしていく始末に取り掛かる予定です。

アルバム整理と、子どもたちの作品のダンボールががまだ山ほどあるのよ。

駐在先で買い求めたフレーム入りの絵画も数知れず…。

懺悔しても追いつかないモノ持ちですわ。恥じ入りたいほど。

全部処分しないことには死ねないなぁと思う日々です。